Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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契約社会を生きる 梶ヶ谷 穣
選択必修  2単位
【教育文化】 17-1-1334-4777-04

1. 授業の概要(ねらい)

 今日の私たちの社会では、ありとあらゆる所に法律が存在している。そしてその中でも重要な概念の一つが契約である。この授業では契約にかかわる初歩的な学習をさまざまな場面に対応させて行う。

2.
授業の到達目標

 ・法(法律)について基礎的な知識を習得すること。
 ・契約について、理解し把握すること。
 ・契約をめぐる様々な問題を考察することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・授業における各種課題・レポート(30%)、授業における発言や討論(20%)、授業における小テスト(50%)を基準にして評価する。

4.
教科書・参考書

 参考書∶各種六法や、『くらしの豆知識・2018年版』

5.
準備学修の内容

 指示に基づいて、次回の授業内容について十分に準備し把握すること。

6.
その他履修上の注意事項

 授業では様々な法・法律問題や契約についての一般的な内容を扱います。また、ディスカッションも積極的に行うので、授業には積極的に参加して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション、「契約社会」とは?
【第2回】
 「法」の基礎知識 ⑴ 法体系を把握する。
【第3回】
 「法」の基礎知識 ⑵ 民事法を把握する。
【第4回】
 「民法」の基礎知識⑴ 民法の体系とその全体像を把握する。
【第5回】
 「民法」の基礎知識⑵ 物権と債権について把握する。
【第6回】
 契約について⑴ 契約の通則を把握する。
【第7回】
 契約について⑵ 売買契約について。
【第8回】
 契約について⑶ 賃貸借契約について。
【第9回】
 契約について⑷ 契約によらない財産権の変動など。
【第10回】
 消費者と契約⑴ 消費者基本法等について把握・考察する。
【第11回】
 消費者と契約⑵ 様々な消費者問題を把握する。
【第12回】
 労働者と契約について把握する。 
【第13回】
 契約に関する紛争の処理(民事訴訟)について
【第14回】
 契約の応用事例について考察する。
【第15回】
 授業の総まとめと振り返りテスト。