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授業の概要(ねらい) |
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アベノミクスでの地方創生など、このところ地域経済への関心が高まっています。そこで本講義では地域経済学や都市経済学などの基礎的な理論を学び、地域格差や東京一極集中、地方分権と地方財政問題,また、東京一極集中と経済成長の関係など、日本の地域経済の現状と課題について検討する。
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2. |
授業の到達目標 |
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日本の地域経済についての雑誌・新聞などの経済記事を読み解き、経済学的に考えて行動するための基礎力を習得する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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試験
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書 『地域経済学入門(新版)』山田浩之・徳岡一幸編、有斐閣コンパクト 参考書 『地域の公共事業投資』、経済調査研究レビュー第7号、2010年9月、 http://www.zai-keicho.or.jp/pdf/er_review_vol.7.pdf、 『地域の公共事業投資と地方分権』、経済調査研究レビュー第8号、2011年3月、 http://www.zai-keicho.or.jp/pdf/er_review_vol.8.pdf、 『地域の公共事業投資と新しい公共』経済調査研究レビュー第9号、2011年9月、 http://www.zai-keicho.or.jp/pdf/er_review_vol.9.pdfなど,適宜紹介する私の著作をインターネットから入手(無料)
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5. |
準備学修の内容 |
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教科書に沿って進めるので教科書の授業範囲を読み、また、専門用語の意味を理解するなど毎回の予習と復習を必ず行うこと。
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その他履修上の注意事項 |
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身近な地域経済の出来事について関心を持ち、新聞・雑誌等の経済記事を読むこと。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | グローバル化と地域経済 | 【第3回】 | 産業構造と地域構造の変化 | 【第4回】 | 東京一極集中と地方の疲弊問題 | 【第5回】 | 県民経済計算の見方 | 【第6回】 | 地域所得の決定 | 【第7回】 | 需要主導型成長モデル | 【第8回】 | 供給主導型成長モデル | 【第9回】 | 地域間交易と比較優位 | 【第10回】 | 地域間交易の経済効果 | 【第11回】 | 日本の地域格差 | 【第12回】 | 地域格差の要因 | 【第13回】 | 人口移動と地域格差 | 【第14回】 | 日本の地域政策 | 【第15回】 | 地域政策の課題 |
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