Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
日本の税法 II 飯田 律
選択  2単位
【観光経営】 17-1-1110-3744-22A

1. 授業の概要(ねらい)

 所得税、法人税、相続税、消費税、地方税のうち住民税や固定資産税といった主要な税法の基本的な解説を行います。
 応用力を身につけるため、授業中に実際の社会での事例や計算問題を適宜取り入れる予定です。

2.
授業の到達目標

 (1)租税の全体像、税法、租税の種類と概要を理解すること。
 (2)経済取引における租税の重要性を理解すること
 (3)法人や個人の経済活動に対し租税がどのように関連してくるか理解すること。

3.
成績評価の方法および基準

 出席状況(約20%)、授業中に行う小テスト、15回目の試験(六法、テキスト、電卓持込み可)により総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

 テキスト:酒井克彦著『スタートアップ租税法第3版』財経詳報社
 参考文献:『有斐閣判例六法Professional 平成29年版』有斐閣などの六法又は税務六法

5.
準備学修の内容

 テキスト、条文等を積極的に利用して予習・復習して下さい。
 租税に関する新聞、雑誌等に積極的に目を通してください。

6.
その他履修上の注意事項

 租税法Ⅰと合わせた履修を推奨します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 租税の意義
 租税法と関連分野
【第3回】
 所得税法
【第4回】
 所得税法
【第5回】
 法人税法
【第6回】
 法人税法
【第7回】
 相続税法(相続)
【第8回】
 相続税法(贈与)
【第9回】
 地方税法(地方税法の概要、地方税の種類)
【第10回】
 地方税法(住民税、固定資産税)
【第11回】
 租税法の法源
 租税判例
【第12回】
 公法と租税法
 私法と租税法、借用概念
【第13回】
 租税回避
 租税行政法
【第14回】
 決算と法人税
【第15回】
 租税法Ⅱのまとめとテスト