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授業の概要(ねらい) |
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講義の目的は、ミクロ経済学を初めて学ぶ皆さんがミクロ経済学の考え方を理解することです。ミクロ経済学は経済学の考え方の基礎となるので、この講義で学ぶことは、卒業するまでの間、ミクロ経済学以外の講義を受ける上でも強い味方となるはずです。 講義で伝えるメッセージは、大きく分けて3つになります。 (1)価格の調整によって、需要と供給がうまく調整されること。 (2)市場を通じた取引は、希少な資源を無駄なく配分できること。 (3)必ずしも、それが成り立たない場合もあること。 (3)については、後期の「入門ミクロ経済学Ⅱ」で講義します。 講義では、図を利用した理解、直感的な理解を大切にして講義を進めていく予定です。数式を用いた説明は少なめにしようと考えていますが、必要な場合はその都度説明をします。
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2. |
授業の到達目標 |
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ミクロ経済学の考え方を理解すること。簡単な数式を用いて、消費者や企業の経済活動を説明できるようにすること。経済学の用語を理解し、適切な使い方を学ぶこと。入門ミクロ経済学Ⅰでは主に消費者の行動を中心に学習します。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験(80%)、中間テスト(20%)に加えて、出席・発言を評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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神戸伸輔・寳多康弘・濱田弘潤『ミクロ経済学をつかむ』有斐閣 それ以外に必要となる参考書・文献は、講義内で紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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講義前に教科書を読み、講義の後に復習をすることは望ましい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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講義では折に触れて受講生に質問をする。その機会に積極的に発言することで講義に参加することを要望する。具体的な講義のルールについては初回に伝える。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ミクロ経済学について | 【第2回】 | グラフの読み方と数学の復習 | 【第3回】 | 需要曲線と供給曲線 | 【第4回】 | 価格と需要・供給の関係 | 【第5回】 | 価格と取引量の決まり方 | 【第6回】 | 需要曲線・供給曲線が移動する場合 | 【第7回】 | 前半の復習 | 【第8回】 | 効用・消費から得ているもの | 【第9回】 | 無差別曲線・2つの財を消費する時の効用 | 【第10回】 | 予算の制約があるときの消費行動 | 【第11回】 | 所得が変化した時の消費の変化 | 【第12回】 | 価格が変化した時の消費の変化 | 【第13回】 | 2つの財の代替・補完関係 | 【第14回】 | 労働供給への応用 | 【第15回】 | 後半の復習 |
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