Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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日本の経済政策 I 二村 英夫
選択必修  2単位
【経済】 17-1-1110-4528-33A

1. 授業の概要(ねらい)

 経済政策論は、経済に関して政府が行う政策の総称と捉えられ、金融政策、財政政策、貿易政策などが挙げられます。マクロ経済の基本的な枠組みをベースに経済政策の基礎理論を説明いたします。また、こうした政策は、経済環境、経済制度により政策目的、政策の効果が変わります。こうした点も説明いたします。

2.
授業の到達目標

 マクロ経済の枠組みと経済政策の概要、政策目的、政策効果の基本を理解することを目的とします。

3.
成績評価の方法および基準

 出席状況(25%)、授業中に出す課題(25%)、中間テスト・期末テスト(50%)から総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

 参考書 『マクロ経済学(第3版)1入門編』『マクロ経済学(第3版)2応用編』N.グレゴリー・マンキュー、東洋経済新報社

5.
準備学修の内容

 各授業の後の復習を心がけてください。また、日頃から経済のニュース報道には関心を持ってください。

6.
その他履修上の注意事項

 経済政策論Ⅰと経済政策論Ⅱを継続して履修することを薦めます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 レッセフェールの考え方
【第3回】
 比較優位の考え方と貿易政策
【第4回】
 自由貿易と保護貿易政策
【第5回】
 マクロ経済の枠組み
【第6回】
 国民所得と乗数理論
【第7回】
 財政政策
【第8回】
 貨幣とインフレーション
【第9回】
 金融政策
【第10回】
 IS/LMモデルの構築
【第11回】
 IS/LMモデルの応用
【第12回】
 インフレーションと失業
【第13回】
 現在の金融財政政策
【第14回】
 現在の貿易政策
【第15回】
 まとめ