Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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アメリカ経済論 I 柴田 徳太郎
選択  2単位
【経営】 17-1-1110-4642-25A

1. 授業の概要(ねらい)

 アメリカは世界の中心国、基軸通貨国として、世界全体に大きな与える存在です。トランプ政権の政治経済政策は日本をはじめ世界の政治と経済に多大な影響を与えつつあります。この授業では、貧困と格差拡大など、アメリカの政治・経済・社会が抱える諸問題について、その背景と原因について学びます。

2.
授業の到達目標

 アメリカの政治・経済・社会の特殊性とその歴史的背景について学びます。それと同時に、世界の政治経済の中でアメリカが果たす役割についても学びます。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点:40%(出席状況と授業に取り組む熱意)
 定期試験の成績:60%

4.
教科書・参考書

 テキストは使用しない。
 参考文献:堤未果著『(株)貧困大国アメリカ』岩波新書、2013年、堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカ』岩波新書、2008年、春田素夫・鈴木直次著『アメリカの経済 第2版』2005年など、適宜紹介します。

5.
準備学修の内容

 講義の冒頭に前回の講義について復習の質問をするので講義資料に基づいて復習すること。

6.
その他履修上の注意事項

 アメリカ経済の動向に関する新聞、インターネット等の情報に関心を持つことを推奨します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 格差の拡大
【第2回】
 格差拡大の背景
【第3回】
 アメリカの企業経営
【第4回】
 コーポレートガバナンスの変容
【第5回】
 アメリカの労使関係
【第6回】
 労使関係の変容
【第7回】
 アメリカ経済と政府の役割
【第8回】
 財政の経済安定化機能
【第9回】
 小さな政府と財政の経済安定化機能低下
【第10回】
 農業大国アメリカ
【第11回】
 工業超大国アメリカ
【第12回】
 サービス大国アメリカ
【第13回】
 製造業の国際競争力低下
【第14回】
 経常収支赤字拡大と世界経済
【第15回】
 まとめ