Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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ヨーロッパ経済論 II 田中 延幸
選択  2単位
【経営】 17-1-1110-4653-26A

1. 授業の概要(ねらい)

 今日、ヨーロッパの多くの国がヨーロッパ連合(EU)に加盟している。そのため、ヨーロッパ経済はEU経済とほとんど重なっている。この授業では、EU経済の成立と展開、EU経済の仕組みについて説明した上で、EU経済の現状と課題について説明する。この授業を通じて、地域経済統合モデルとしてのEUについて学ぶ。

2.
授業の到達目標

 EU経済の形成過程と現状について理解し、説明することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点:40%(授業中の質問に対する回答など、授業への意欲)
 テスト:60%

4.
教科書・参考書

 教科書は使用しない。
 参考書:田中素香・長部重康・久保広正・岩田健治『現代ヨーロッパ経済』(有斐閣アルマ)

5.
準備学修の内容

 各授業の冒頭に、前回の授業の内容について質問するので、質問に答えることができるよう、前回の授業の内容をしっかり復習しておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 ヨーロッパ経済論Ⅰの履修を前提とする。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 戦後復興期のヨーロッパ経済
【第3回】
 イギリスの戦後復興
【第4回】
 フランスの戦後復興
【第5回】
 ドイツの戦後復興
【第6回】
 ヨーロッパ経済の高度成長と危機
【第7回】
 通貨協力の動機
【第8回】
 通貨協力の前期
【第9回】
 通貨協力の後期
【第10回】
 市場統合
【第11回】
 通貨統合
【第12回】
 ユーロの導入
【第13回】
 ユーロ危機
【第14回】
 EUの危機
【第15回】
 まとめとテスト