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授業の概要(ねらい) |
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本講義では、消費者行動や企業行動等、近代経済学の分析ツールの基本となるミクロ経済学の基本的な考え方や分析ツールを学ぶ。このようなミクロ経済学の基本を学ぶことは、日々生じる経済に関わる様々な事象や、我々の生活に直接的・間接的に影響を与える政策の影響を論理的に考える上で、大変有用なツールを提供してくれる。 本講義においては、具体的には、「入門ミクロ経済学Ⅰ」において、需要・供給の法則、消費者行動、企業行動について取り上げ、「入門ミクロ経済学Ⅱ」においては、このような基礎知識に基づいて、完全市場における均衡メカニズム、不完全競争市場における均衡メカニズム、政府の役割について取り上げる。
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2. |
授業の到達目標 |
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ミクロ経済学の基本的な分析ツールについて身につけ、日々の経済事象を論理的に理解できるようになること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験(70%)と期中に2回実施される小テスト(30%)に基づいて評価を行う。
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4. |
教科書・参考書 |
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グレゴリー・マンキュー 『マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編 第3版』 東洋経済新報社 2013年 応用ミクロ経済学を学ぶ学生には必ずしも内容的に十分とは思われないため、本テキストではカバーされない内容も適宜付加する。他の参考テキストについては、授業中に指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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テキストの授業内容に関する部分は、事前に必ず読んでおくこと。
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その他履修上の注意事項 |
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具体的な講義のルールについては、初回に伝える。経済の基礎理論に関しては、理解できない部分を放置しておくと、後々の授業の理解にも影響してくるため、不明点については必ずテーマ毎に解明しておくこと。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 完全競争市場(1):均衡メカニズム | 【第2回】 | 完全競争市場(2):均衡の効率性 | 【第3回】 | 生産要素市場(1):労働市場の均衡 | 【第4回】 | 生産要素市場(2):均衡賃金の決定要因 | 【第5回】 | 外部性:市場の非効率性と公共政策 | 【第6回】 | 公共部門の経済学(1):公共財と共有資源 | 【第7回】 | 公共部門の経済学(2):税制の設計 | 【第8回】 | 不完全競争市場(1):独占企業と生産・価格決定 | 【第9回】 | 不完全競争市場(2):独占の費用と政策 | 【第10回】 | 不完全競争市場(3):独占的競争と差別化された製品市場 | 【第11回】 | 不完全競争市場(4):寡占市場と協調 | 【第12回】 | 不完全競争市場(5):寡占市場と政府の政策 | 【第13回】 | 所得不平等と貧困 | 【第14回】 | ミクロ経済学のフロンティア | 【第15回】 | 復習 |
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