Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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日本の時事経済 II 吉岡 孝昭
選択  2単位
【経営】 17-1-1110-4678-19A

1. 授業の概要(ねらい)

 <日本経済の基礎を学びます>
 本講義は、日本経済をはじめて学修する学生のための講座です。
 そもそも、日本経済論は、経済理論、経済成長、景気循環、金融・財政政策などの学修を踏まえた、経済学の応用編ですが、本講義では、入門の位置づけを前面に出して平易な説明に心掛けます。
 具体的には、日本経済入門Ⅱは、日本経済入門Ⅰの理解を基に、日本経済の現状や今後について、世界の科学・技術動向に加え、各種産業界の動向等に焦点を当てて、日本経済の基本的な理解を目指します。
 なお、授業では、適宜、学内データベース(東洋経済デジタルコンテンツライブラリー、日経テレコンなど)等を利用し、内容の充実と情報の鮮度維持に努めます。 

2.
授業の到達目標

 日本経済の基礎を修得する。
 日本経済に関する基礎が身につき、新聞、TV等の経済ニュースがある程度読みこなせるレベルにまで到達することを目指します。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、定期試験を80%程度にして総合的に評価します。抜き打ち試験を、授業の途中で実施することがあります。この場合は、授業への貢献度を20%程度、抜き打ち試験を30%程度、定期試験を50%程度にして総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

 <教科書>
  東洋経済新報社編『会社四季報 業界地図 2018年版』東洋経済新報社』(学内LANが接続されたPC等から入手できます)。適宜、学内データベース(「東洋経済デジタルコンテンツライブラリー」、日経テレコン等)を利用しつつ、PowerPoint等を活用し説明します。必要に応じて、プリントを配布します。
 <参考書>
  東洋経済新報社編『会社四季報』東洋経済新報社(学内LANに接続されたPC等から入手可能)。
  東洋経済新報社編『週刊東洋経済』東洋経済新報社(学内LANに接続されたPC等から入手可能)。
  日本経済新聞社編『日経業界地図』日本経済新聞出版社。
  成美堂出版編集部編『今がわかる未来がわかる業界地図』成美堂出版。
  マイナビ編集部編『業界&職種研究ガイド』マイナビ。
  内閣府『経済財政白書』(Webでも入手可能)
  内閣府『地域の経済』(Webでも入手可能)

5.
準備学修の内容

 授業で学んだことを世の中の出来事、具体的には、新聞、TV等の経済報道と結びつける頭のトレーニングを心がけて下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 私語は厳禁です。毎回出席して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 日本経済の現状と今後について学びます。
【第2回】
 日本経済における会社を巡る諸問題(ガバナンス、経営戦略、リスク等)について学びます。
【第3回】
 ITの動向(シンギュラリティ、IoT、AI、VR、デジタルトランスフォーメーション等)と日本経済について学びます。
【第4回】
 未来社会を変えるIT業界の現状と今後について学びます。
【第5回】
 自動車・機械業界の現状と今後について学びます。
【第6回】
 世界と競うエレクトロニックス機器業界の現状と今後について学びます。
【第7回】
 資源・エネルギー・環境業界の現状と今後について学びます。
【第8回】
 鉄鋼・非鉄・素材産業の現状と今後について学びます。
【第9回】
 金融業界の現状と今後について学びます。
【第10回】
 食品・医薬・農業業界の現状と今後について学びます。
【第11回】
 エンタメ・メディア・運輸・物流業界の現状と今後について学びます。
【第12回】
 建設・不動産業界の現状と今後について学びます。
【第13回】
 流通・小売・外食業界の現状と今後について学びます。
【第14回】
 医療・介護業界について学びます。
【第15回】
 総まとめと授業内試験等を行います。