Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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上級簿記A 塚原 慎
選択必修  2単位
【観光経営】 17-1-1120-3879-29A

1. 授業の概要(ねらい)

 簿記は企業活動を記録,計算,整理するための技術であり,財務諸表を作成するための手段であると言われています。本講義では,簿記原理Ⅰ・Ⅱの履修を前提とし,応用的な簿記処理を学びます。

2.
授業の到達目標

 商業簿記に関する応用的な知識を習得し,企業活動を理解することができるようになることです。

3.
成績評価の方法および基準

 講義の中で行われる小テストや出席状況を40%,定期試験の成績60%を目安として,総合的に判断します。

4.
教科書・参考書

 教科書:新田忠誓 他『エッセンス簿記会計』(最新版)森山書店
 問題集:新田忠誓監修『全経簿記能力検定試験公式問題集2級』(最新版)ネットスクール出版

5.
準備学修の内容

 教科書には練習問題がついております。また講義の際には演習プリントを配布することがありますので,受講者は,各自講義で取り扱った内容について,その都度復習しておいてください。

6.
その他履修上の注意事項

 ① 毎回,電卓とノートを用意してください。
 ② 特別な事情がない限り,遅刻・早退は出席とみなしません。
 ③ 簿記原理Ⅰ・Ⅱを履修していることを前提とします。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 講義の進め方,成績評価の方法について説明します。
【第2回】
 商品売買取引の会計処理について説明します。
【第3回】
 現金と預金の会計処理について説明します。
【第4回】
 手形取引の会計処理について説明します。
【第5回】
 有価証券の会計処理について説明します。
【第6回】
 有形固定資産の会計処理について説明します。
【第7回】
 その他の債権債務の会計処理について説明します。
【第8回】
 貸倒損失と貸倒引当金について説明します。
【第9回】
 資本金と税金の会計上の取り扱いについて説明します。
【第10回】
 その他の収益および費用と訂正仕訳について説明します。
【第11回】
 伝票について説明します。
【第12回】
 決算整理について説明します。
【第13回】
 8桁精算表の作成方法を説明します。
【第14回】
 損益勘定(損益計算書)と残高勘定(貸借対照表)の作成方法を説明します。
【第15回】
 本講義の総括を行います。