Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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原価管理論 I 澤井 康毅
選択必修  2単位
【経営】 17-1-1120-4186-21A

1. 授業の概要(ねらい)

 製造業(メーカー)では、購入した材料を加工して製品を製造します。製造過程で発生したコストを把握するために原価計算を行い、算出された数値をもとに、工業簿記を用いて製造過程の記録を行います。
 科目名は工業簿記としていますが、実際の講義では、原価計算と工業簿記を並行して学ぶことになります。具体的には、材料費・労務費・経費に関する費目別計算と製造間接費の部門別計算、さらに個別原価計算を扱います。

2.
授業の到達目標

 原価計算・工業簿記の体系について理解することを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準

 講義の中で行われる小テストや出席状況を30%、定期試験の成績70%を目安として、総合的に判断します。

4.
教科書・参考書

 テキスト:園田智昭・横田絵理『原価・管理会計入門』中央経済社

5.
準備学修の内容

 授業内で解いた練習問題に限らず、テキストや参考書の練習問題を各自復習してください。

6.
その他履修上の注意事項

 講義には電卓を持ってきてください。日頃から携帯電話等を計算機として使用するのではなく、電卓を使用して計算問題を解くように心がけましょう。
 また、商業簿記をあわせて学ぶことが望ましいでしょう。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方、目標、成績評価等について話します)
【第2回】
 工業簿記と原価計算の概念
【第3回】
 原価の分類①
【第4回】
 原価の分類②
【第5回】
 工業簿記の基本的な流れ
【第6回】
 材料費の計算と記帳
【第7回】
 労務費の計算と記帳
【第8回】
 経費の計算と記帳
【第9回】
 製造間接費の配賦計算①
【第10回】
 製造間接費の配賦計算②
【第11回】
 原価の部門別計算①
【第12回】
 原価の部門別計算②
【第13回】
 原価の部門別計算③
【第14回】
 個別原価計算
【第15回】
 テストと総括