1. |
授業の概要(ねらい) |
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かつては多くの日本企業にとって、国際的な活動は限定的で、海外との関係も輸出や輸入が中心であった。しかしその後、グローバリゼーションが急速かつ広範に進行し、企業の海外直接投資、海外での販売、生産、研究開発等が一般化している。この機会に積極的に活躍の場を広げ収益を拡大している企業は多いが、他方で企業は様々な局面で新たな課題に直面し、対応を迫られている。更に、この一年で英国のEU離脱、米国のTPP離脱等、グローバル化を押し止め、逆行するような動きが現れた。前期の国際経営論Iで学んだマクロ的知識を踏まえ、多国籍企業のミクロ的な側面を中心に、事業・活動の現状と背景を学び、課題を考える。
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2. |
授業の到達目標 |
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多国籍企業のグローバルな事業・活動の現状とその背景・歴史を理解する。さらにミクロ的な、より具体的な活動内容を理解する。国際ビジネスの基礎を身に付ける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験60%、小テストないしレポート30%、授業への参加度10%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:梶浦雅己編著『はじめて学ぶ人のためのグローバル・ビジネス(改訂新版)』文眞堂 参考文献:吉原英樹『国際経営』有斐閣アルマ、チャールズ・W・ヒル『国際ビジネス3』楽工社
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準備学修の内容 |
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・教科書の予習。専門用語の意味等を理解しておく。 ・新聞、雑誌、インターネット等で企業の海外活動や多国籍企業の具体事例に触れる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・新聞、インターネット等で具体事例に触れることが重要です。出来れば、英語のニュースや文献に触れるよう努める。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 外国市場参入戦略(輸出、ライセンス) | 【第2回】 | 外国市場参入戦略(直接投資、他) | 【第3回】 | M&A(概観) | 【第4回】 | M&A(具体例) | 【第5回】 | 戦略提携(概観) | 【第6回】 | 戦略提携(標準化、理論) | 【第7回】 | 調達・生産・ロジスティクス | 【第8回】 | 中間まとめ(小テスト) | 【第9回】 | マーケティング戦略:市場調査 | 【第10回】 | マーケティング計画:市場細分化 | 【第11回】 | R&D:技術・製品開発 | 【第12回】 | 競争戦略 | 【第13回】 | 組織、人的資源管理 | 【第14回】 | 国際企業の会計・財務 | 【第15回】 | まとめ |
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