1. |
授業の概要(ねらい) |
|
財務諸表論を初めて学ぶ人のための入門コースです。基礎的な簿記の知識は、あることが望ましいですが、なければ並行して勉強してください。この授業の中でも、基本的な簿記の知識については簡単に、説明します。 財務諸表=決算書から、企業の経営状態を読み解くための基礎知識を習得します。また、その知識を基に、実例と関連づけて、財務諸表を身近なものとして利用できるようにすることを目指します。 本講義では、財務諸表の原則・構造と、財務諸表の1つである貸借対照表の資産の部について、資産の内容と損益との関係を学びます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
①財務諸表の基本的な構造、会計の原則を習得します。 ②貸借対照表の資産の部について、資産の内容と損益との関係を理解します。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
ほぼ、授業態度20%、定期試験の成績80%です。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
教科書:田中健二『財務会計入門』(中央経済社) 参考書:日商簿記3級の受験参考書
|
5. |
準備学修の内容 |
|
授業の理解度を確認する簡単な問題を配布しますので、各自、回答して自分の理解度を確認し、復習してください。試験ではありませんので、答え合わせはしません。わからないところは質問してください。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
簿記3級程度を自分でも学習してもらうと、理解度がかなりアップします。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | 財務諸表の種類(財務諸表を見てみよう) | 【第2回】 | 財務諸表の役割 | 【第3回】 | 会計制度 | 【第4回】 | 会計基準 | 【第5回】 | 財務諸表の仕組み | 【第6回】 | 貸借対照表の構造 | 【第7回】 | 棚卸資産(棚卸資産の取得と売上原価) | 【第8回】 | 棚卸資産(棚卸資産の評価) | 【第9回】 | 有形固定資産(有形固定資産の取得・減価償却) | 【第10回】 | 有形固定資産(リース資産・減損) | 【第11回】 | 無形固定資産(研究開発・ソフトウェア) | 【第12回】 | 無形固定資産(繰延資産) | 【第13回】 | 金融資産(金融資産の取引) | 【第14回】 | 金融資産(金融資産の評価) | 【第15回】 | まとめ |
|