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授業の概要(ねらい) |
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本講義は、「異文化コミュニケーションから観光文化を探る」と題して講義を行う。具体的には、マレーシア・イスラーム国際大学、言語・マネジメント学部日本語コースの学生たちとともに、「東京の観光文化を紹介する、観光旅行を提案する」という題目で講義(プロジェクト)を行う。 マレーシア・イスラーム国際大学の学生とのSNSでの交流とライブチャットやプレゼンテーションを通じて、日本の観光文化を異文化に伝える際の調査手法(フィールドワークの仕方)、異文化に対するプレゼンテーション(議論の仕方)、プロジェクトを報告書にまとめる(エスノグラフィー作成)、といった作業を行っていく。 マレーシアの学生たちとのコミュニケーションを通じて、観光文化を自ら構築していく経験を積むと同時に、インバウンドや異なる価値観や社会規範のなかで、観光文化をいかに紹介していくのかをともに議論し、考えていく。
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授業の到達目標 |
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(1)マレーシア・イスラーム国際大学の学生たちとのコミュニケーションを通じて、文化の差異と共通項を加味した観光文化の紹介を行うことができる。 (2)学生同士のフィールドワークを通じて、東京の観光文化を紹介し、その魅力を伝えることができる。 (3)共同プロジェクトの内容を報告書としてまとめることができる。
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成績評価の方法および基準 |
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(1)SNS上での議論とコミュニケーション内容(20%) (2)共同プロジェクトのグループでの発表内容(40%) (3)共同プロジェクトの報告書作成(40%)
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教科書・参考書 |
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【参考書】 ・岸政彦・石岡丈昇・丸山里美.2016.『質的社会調査の方法-他者の合理性の理解社会学』有斐閣。 ・佐藤郁哉.2002.『フィールドワークの技法 問いを育てる、仮説をきたえる』新曜社。 ・好井裕明.2006.『「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス』光文社新書。 ・好井裕明.2014.『違和感から始まる社会学 日常性のフィールドワークへの招待』光文社新書。
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準備学修の内容 |
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・マレーシアに関わる情報を収集してみて下さい。 ・授業内外で、訪日観光客に日本の観光文化をいかに紹介するのか、常に考えながら授業外でも東京を楽しんでみて下さい。
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その他履修上の注意事項 |
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・授業外にマレーシア・イスラーム国際大学の学生たちとのSNSにおけるコミュニケーションことを必須としている。詳細は授業内で指示する。 ・授業外にフィールドワークを行うことを求める。学生同士で日程を調整できるように留意すること。 ・作成したエスノグラフィーについては、授業成果として原則ウェブ上で公開します。 ・希望者がいれば、土日に日帰りでの郊外学習(エスノグラフィー作成のための実習)を別途行う。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 【講義】共同プロジェクト説明、グループ分け | 【第3回】 | 【演習】マレーシアについて知る | 【第4回】 | 【演習】マレーシアの観光状況について知る | 【第5回】 | 【発表】中間報告(マレーシアにおける日本受容) | 【第6回】 | 【発表】マレーシア・イスラーム国際大学とのライブチャット | 【第7回】 | 【演習】発表内容を振り返る・修正する | 【第8回】 | 【講義・演習】フィールドワークの仕方を考える
| 【第9回】 | 【演習】日本の観光文化を紹介する | 【第10回】 | 【発表】中間報告(マレーシアに日本文化を紹介する) | 【第11回】 | 【発表】マレーシア・イスラーム国際大学とのライブチャット | 【第12回】 | 【演習】発表内容を振り返る・修正する | 【第13回】 | 【発表】共同プロジェクトの成果発表(マレーシア・イスラーム国際大学とのライブ・チャット) | 【第14回】 | 【演習】共同プロジェクト報告書をまとめる | 【第15回】 | 【演習】共同プロジェクトのまとめ |
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