Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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特別講義・公務員教養 I 若山 昇
選択  2単位
【法律】 17-1-1210-0687-27A

1. 授業の概要(ねらい)

 本授業は、公務員試験等、就職に関する受験目標を持つ学生を対象とする。しかし一口に公務員教養と言っても、その範囲は極めて広い。公務員になるための教養試験には、知識(社会科学、人文科学、自然科学)と知能(判断推理、数的推理、資料解釈等)が必要となる。
 授業では後者の知能の分野に焦点をあて、数的処理を中心に、数理的スキルや論理的思考力を習得する。これらは丸暗記では対処することはできない、いわば思考の基盤となる能力である。

2.
授業の到達目標

 ① まず基礎能力を養うべく、公務員試験に出題されるような演習問題を題材とし、
 ② いかに考え、分析し、判断をするかを身につけること、
 ③ さらに、自らの能力を高める方法を習得することを目標とする。
 ■授業方法:
  公務員試験に受かるには、いかにするべきかを考え、演習問題を解く。授業は学生参加型とする。

3.
成績評価の方法および基準

 *発表・討論等によるクラス貢献度と課題提出(30%)、レポートまたは試験(70%)を総合して評価する。
 ■評価の基準(試験の達成レベルと成績の目安):
  S:特に優秀で、教科書程度の問題なら、いつでも十分に解ける。
  A:優秀で、教科書程度の問題を、十分に理解することができ、問題が解ける。
  B:教科書は何とか理解でき、自力で何とか問題が解ける。
  C:単位取得の最低レベルにすぎない。

4.
教科書・参考書

 教科書:本シラバスには敢えて掲載しないが、別途指定する。

5.
準備学修の内容

 受講の効果を向上させるためには、復習をすることが望ましい。
 復習は、授業で学んだこと、自分ができなかった問題等を、再度自分で学習する。
 学生の理解を助けるために、課題を出すことがある。

6.
その他履修上の注意事項

 *1年間でまとまった内容を学ぶので、特別講義・公務員教養IIと共に履修することを強く希望する。
 *数学的な事項は、基本から復習する。
 *数学的な考え方を好きになれば素晴らしいが、少なくとも苦手意識を排除したい。
 *数理的スキルを学ぶ最後のチャンスとなるので、しっかり受講されたい。
 *なお、公務員コースでは、推奨選択科目となっている。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション、授業の方針・内容
【第2回】
 試験問題を分析・対策・戦略
【第3回】
 時事問題対策(1)
【第4回】
 時事問題対策(2)
【第5回】
 集合
【第6回】
 論理
【第7回】
 順序
【第8回】
 位置
【第9回】
 対応
【第10回】
 試合
【第11回】
 発言推理
【第12回】
 暗号
【第13回】
 操作手順
【第14回】
 総合問題(1)
【第15回】
 総合問題(2)