1. |
授業の概要(ねらい) |
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会社法の基礎知識を確認しつつ、実務的に考える力を養うことを目指します。 授業の進め方は、教科書が設定する具体的な場面を取り上げて、登場人物(学生や新入社員など)が直面する問題を検討する形で進めていきます。 その過程で、設定場面に関連する会社法の基礎知識を確認しながら、個々の問題点に関する学説や裁判例(教科書が引用する判例百選の事例が中心です)を検討していく形式を予定しています。
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2. |
授業の到達目標 |
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①社会人となった際にも役立つ会社法に関する知識を身に付ける。 ②基礎知識を確認し裁判例を検討することで、国家公務員試験等の各種資格試験にも対応できる力を養う。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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定期試験(100%)
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:中東正文ほか『有斐閣ストゥディア会社法』(2015 有斐閣) 参考書:別冊ジュリスト『会社法判例百選[第3版]』(2016 有斐閣)
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5. |
準備学修の内容 |
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①授業前は、教科書の該当箇所を読み、専門用語の意味を確認しておいてください。 ②授業後は、授業の内容を踏まえて教科書を読み返しておくことが肝要です。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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①会社法Ⅰ・Ⅱ/A・B等をすでに履修済み、あるいは並行して履修することが望ましいです。 ②授業で教科書の重要箇所や裁判例を指摘して板書しますので教科書と六法は必ず持参してください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス(授業の進め方、会社法の学び方、試験について) | 【第2回】 | 株式①(株式の意義①) | 【第3回】 | 株式②(株式の意義②~株式譲渡自由の原則とその例外①) | 【第4回】 | 株式③(株式譲渡自由の原則とその例外②) | 【第5回】 | 株式④(株式の譲渡と権利行使の方法①) | 【第6回】 | 株式⑤(株式の譲渡と権利行使の方法②) | 【第7回】 | 資金調達①(株式会社の資金調達方法の概要) | 【第8回】 | 資金調達②(募集株式の発行①) | 【第9回】 | 資金調達③(募集株式の発行②) | 【第10回】 | 資金調達④(新株予約権) | 【第11回】 | 資金調達⑤(社債) | 【第12回】 | 設立・解散①(総説~定款の作成) | 【第13回】 | 設立・解散②(出資~設立時役員の選任等) | 【第14回】 | 総復習① | 【第15回】 | 総復習② |
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