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授業の概要(ねらい) |
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本授業は、憲法を初めて学ぶ法学部の学生を対象とし、講義形式で行われます。講義では、判例・学説を中心に最低限の基本的な事柄を取り扱います。抽象的な法概念と具体的な事例とをあわせて説明し、どういったことが問題となっており、それに対してどのように対処すべきなのかということを常に考えてもらうことを意識して進めて行く予定です。憲法Ⅰでは、主に「総論」及び「人権」を取り扱います。
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2. |
授業の到達目標 |
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①憲法総論及び基本的人権の分野における基礎的な知識を獲得する。 ②重要判例及び通説を理解する。
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成績評価の方法および基準 |
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期末試験。簡単なレポートを課す場合もあります。
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4. |
教科書・参考書 |
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①中村睦男編著『はじめての憲法学(第3版)』(三省堂、2015年) ②大沢秀介=大林啓吾編『判例アシスト憲法』(成文堂、2016年) ③大林啓吾ほか編著『大学生のための法学トレーニング』(三省堂、2014年) ④六法(どこの出版社でも構いません。) 参考文献等は、適宜授業中に言及します。
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準備学修の内容 |
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復習を必ず行うこと。
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その他履修上の注意事項 |
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指定教科書に沿って授業を行いますので、必ず教科書及び六法を準備しておくこと。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション(講義の進め方) | 【第2回】 | 憲法の意味 | 【第3回】 | 基本的人権の保障 | 【第4回】 | 外国人の人権 | 【第5回】 | 人権規定の私人間効力 | 【第6回】 | 幸福追求権① | 【第7回】 | 幸福追求権② | 【第8回】 | 法の下の平等① | 【第9回】 | 法の下の平等② | 【第10回】 | 思想・良心の自由(*) | 【第11回】 | 信教の自由と政教分離 | 【第12回】 | 表現の自由① | 【第13回】 | 表現の自由② | 【第14回】 | 検閲と事前抑制 | 【第15回】 | まとめ |
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