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授業の概要(ねらい) |
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「あなたって政治的ね」と言われたとき、あなたならどう反応しますか?「ずるいね」、「腹黒いね」、あるいは「うさんくさいわね」等と言われるよりはましでしょうか。場面によっては、なにかほめられたような錯覚をすることもあるかもしれませんね。 この「政治」に挑戦しましょう。「政治とは何か」が毎回の授業に臨む際の問題意識です。 世の中を難しく考えようとすれば政治も難しいものに見え、単純に考えようとすれば政治も意外に身近に思えるかもしれません。結論はどうでしょうか。出席する皆さんの取り組み方次第です。 政治学の分野は、就職活動において、また一般の公務員や警察官・消防官・自衛官などの試験では、その知識が試されます。 授業は、民主政治の国の「国民」としてもつべき政治的素養や、就活・試験に役立つ知識を培うことも考えながら進めます。 なお、現代政治論Ⅱでは、現に動く政治舞台に、より重点を置きながら進めます。
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2. |
授業の到達目標 |
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基礎的かつ入門的、また広範な講義内容の理解ができる 主権者としての意識が向上する 公務員試験の過去問チェックを通じて就職試験対応力が向上する
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成績評価の方法および基準 |
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授業内発言やレポート50%と期末試験40%等で総合評価
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教科書・参考書 |
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参考文献:日刊の新聞各紙、月刊『中央公論』 参考文献:甲斐祥子著『現代政治のナビゲーター[新2版]』(2014年 北樹出版)2,484円 参考文献:栗山尚一著『現代日本外交』(2016年 岩波現代全書)☞ MELIC指定図書コーナーに配置
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5. |
準備学修の内容 |
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授業でもらったプリントを中心に、授業のあったその日のうちに習ったことを確認しておきます。復習が中心です。この積み重ねを着実に実行しておけば、期末試験は楽々です。 なによりも、新聞各紙を読んで読んで読み比べ、読みこなします。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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シラバスは目安で、適宜変更することがあります。近年まで政治・外交・憲法担当の新聞記者でしたので、日々の新聞報道を活用した授業を心がけます。ご承知おき、ご期待ください。 授業中の行動はすべて就活に直結すると考えて、礼儀正しく、建設的、現実的に授業に臨みましょう。 毎回授業の模様は録画され、LMSで視聴することが可能です。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 首脳外交 | 【第2回】 | 外交を支える人々 | 【第3回】 | 内政 | 【第4回】 | 政権を支える人々 | 【第5回】 | 『戦後日本外交』1(サンフランシスコ体制) | 【第6回】 | 『戦後日本外交』2(9条下の再軍備) | 【第7回】 | 『戦後日本外交』3(外交の3原則) | 【第8回】 | 『戦後日本外交』4(敗戦国の外交) | 【第9回】 | 『戦後日本外交』5(安保改定) | 【第10回】 | 『戦後日本外交』6(沖縄返還) | 【第11回】 | 『戦後日本外交』7(日中国交) | 【第12回】 | 『戦後日本外交』8(冷戦下の外交) | 【第13回】 | 『戦後日本外交』9(湾岸戦争) | 【第14回】 | 憲法審査会 | 【第15回】 | まとめと試験 (注)以上のテーマは、時事ニュースの動向により、変更する場合があります。 |
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