Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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統計・調査データ処理実習 II 柴田 真理朗
選択必修  2単位
【社会】 17-1-1350-4817-01

1. 授業の概要(ねらい)

本科目の目的は、コンピュータを使った社会科学の計量分析の基礎を学ぶことにある。この実習では社会科学の学習上有益な知識・技法について学ぶことになる。パソコンを使うことによって社会調査や各種統計から得られたデータを比較的簡単に分析することができる。まず表計算ソフトを用いた数値データの操作方法から始めて、統計分析ソフト「SPSS」のデータ・エディタへのデータ入力、単純集計表の作成からクリーニングの方法、クロス集計表の見方などの基本的な扱い方を身に付けた後、記述統計量の読み方、平均値の検定、相関関係の分析等データ集計の基本的手法を学ぶ。

2.
授業の到達目標

社会科学を履修する上で重要な情報技術に関する知識や操作法の習得。基礎的な統計分析(カイ2乗検定、t検定、相関分析)の理解と手法の習得。

3.
成績評価の方法および基準

毎回の提出により評価する。

4.
教科書・参考書

適宜指示する。

5.
準備学修の内容

実習時間内に課題を完成できなかった場合、翌週の実習までに完成させて提出すること。また、欠席した場合も配布資料を参考に提出すること。

6.
その他履修上の注意事項

この科目は定員がある。第1週に受講人数を確認するので必ず出席すること。
この実習の前に履修しておくことが望ましい科目:「社会統計学I、II」
この実習で得た知識が役に立つ科目:「社会調査実習I、II」「コンピュータ・データ解析法」

7.
各回の授業内容
【第1回】
イントロダクション
【第2回】
表計算の基礎
【第3回】
グラフによる表現
【第4回】
ヒストグラム
【第5回】
SPSSの基本操作法
【第6回】
クロス集計(ピボットテーブル)
【第7回】
カイ二乗検定(1)
【第8回】
カイ二乗検定(2)
【第9回】
平均値の差の検定(t検定1)
【第10回】
平均値の差の検定(t検定2)
【第11回】
相関分析(1)
【第12回】
相関分析(2)
【第13回】
総合課題(1)
【第14回】
総合課題(2)
【第15回】
課題講評・質疑お言う糖