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授業の概要(ねらい) |
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本実習では、主としてラジオ番組に代表される「音声コンテンツの制作」を行います(「映像コンテンツの制作」を希望する学生は、田所先生担当の同名科目を履修のこと)。 インターネットの進展などにより近年は、マス・コミュニケーション関係以外の人々でも情報発信が手軽に行えるようになりました。そして、誰もが情報を発信しやすくなった分、発信する側の者としても、心がけるべき事柄(メディア・リテラシー)が多く存在することを認識しなければなりません。この実習では、なるべく民生用の機材を多用することで、将来的に情報発信の役割を担う場合に役立つノウハウの修得を目指します。 この実習を履修するうえで、自らの創造性や自由な発想を履修者相互で大切に育てていくことは、とても重要です。また同様に、情報の受け手側のニーズや立場を常に考慮に入れることは、さらに重要であるといえます。したがって、本実習ではあくまでも「内輪受け」や「自己満足」に陥らないようにするため最大限の努力をはらうことが期待されます。制作は、班ごとでの作業となるため、チームワークの重要性は無論のこと、チームにおいて自らが果たすべき役割を認識し、貢献しながら学ぶというスタンスも極めて重要です。
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授業の到達目標 |
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1.メディア・リテラシーの視点から自律的にコンテンツを製作および発信することの重要性を理解する。 2.企画立案や制作の段取り、機材の操作などの経験を通じて作品を制作するプロセスを経験的に理解できる。 3.チームワークで制作することの意義や困難さを自ら見出し、役割の重要性を社会的協働の見地から理解できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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以下の配分で総合的に勘案し最終的な評価を行います。 作品制作における取り組み姿勢25%、授業への貢献度25%、課題作品50%
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教科書・参考書 |
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ビデオサロン編(2012年)『サウンド収録&編集テクニック』玄光社
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準備学修の内容 |
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実際に制作に取りかかると、授業時間内だけで作業を完遂することは、ほぼ不可能であると考えて下さい。したがって、授業時間内でやり残した部分は、すべて宿題となり、それらの大部分は個人的な課題ではなく、他のメンバーや設備環境などを確保する必要があるものばかりです。そのため、メンバー同士で連携や分担を図り、設備確保などの調整を上手く進めながら、作業に当てられる時間をなるべく多く準備できるよう工夫して下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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この授業は、全体を通してすべてグループワークで行います。学生主体の実習であるため、履修者には極めて高度な自主性ならびに自律性が求められます。そのため、遅刻や欠席が目立つ場合、単位取得が著しく困難になります。特に、無断欠席をした場合は、その時点で単位を認めないので、じゅうぶんに注意して下さい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーションおよび制作班の確定 | 【第2回】 | 企画会議(企画立案とプラン書の作成) | 【第3回】 | 企画書作成と確認 | 【第4回】 | リソースの確認と確保(資材や出演者および取材先アポ等の確保) | 【第5回】 | 企画の確定(決定稿の提出)と構成表の作成のための打ち合わせ | 【第6回】 | 構成の確定(決定稿の提出)と制作スケジュールの確認 | 【第7回】 | 収録作業(1) | 【第8回】 | 収録作業(2) | 【第9回】 | 収録作業(3) | 【第10回】 | 収録作業(4)、編集作業(1) | 【第11回】 | 収録作業(5)、編集作業(2) | 【第12回】 | 編集作業(3) | 【第13回】 | 完全パッケージの提出と製作発表会の打ち合わせ | 【第14回】 | 製作発表会(1) | 【第15回】 | 製作発表会(2) |
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