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授業の概要(ねらい) |
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現代においては、対人的なコミュニケーションにおいても様々なメディアが入りこみ、人びとの関わり合いを変化させ、多様化させている。日常的なことがらから政治の世界まで、社会生活のあらゆる面において介在するメディアは、<民主主義>を支える重要な役割を果たしている。この授業では、社会変動とメディアの変遷を追い、市民社会の成立と発展にメディアがどのような作用をもたらしてきたのか解説していく。その上で、今日のインターネット社会における諸問題について考察し、民主主義社会の未来について共に考えていく。
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2. |
授業の到達目標 |
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さまざまなメディアに触れる機会を持ち、現代社会の問題を自らの問題として考えられるようになること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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リアクションペーパーを含む授業への貢献度と、講義内試験、レポートの点数をもとに総合的に評価を行う。
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4. |
教科書・参考書 |
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授業開始に資料を配布する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業内で指示したキーワードについての検索。帝京大学図書館(MELIC)を積極的に活用すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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講義中、他の学生の学習する権利を侵害する行為、または受講態度に甚だしい問題があると判断した場合は退出を命じることがあるので注意すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 「マス・メディア」以前 | 【第3回】 | 大衆新聞の成立 啓蒙機関としてのメディア | 【第4回】 | 新聞の普及 | 【第5回】 | 映画・ラジオの登場(1) 受動的大衆 | 【第6回】 | 映画・ラジオの登場(2) 宣伝と戦争 | 【第7回】 | テレビの登場(1)テレビの消費 | 【第8回】 | テレビの登場(2)限定効果 | 【第9回】 | 送り手と受け手 能動的オーディエンス | 【第10回】 | サブカルチャー | 【第11回】 | ソフトな文化権力としてのテレビ(1) | 【第12回】 | ソフトな文化権力としてのテレビ(2) | 【第13回】 | インターネットと人びとのつながり(1) | 【第14回】 | インターネットと人びとのつながり(2) | 【第15回】 | 総括と試験 |
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