解剖学ⅠAnatomy Ⅰ
科目責任者沖雄二教員紹介
担当者沖雄二教員紹介
標準履修年次・単位数・必修選択別1年・前期 (2単位・必修) [作業療法学科]
科目ナンバー2C101

授業の概要(ねらい)

 人体解剖学は各種疾患の病態、症状、診断、治療などを理解するうえで、必須の専門基礎科目であり、骨・関節・靭帯・筋・神経(末梢神経)は特に運動器系全般にとって重要な基礎科目となりますので確実に修得してください。
 人体骨格の基本構造、発生、骨化の機序などにつき講義し、身体各部の骨の名称を覚えてもらいます。関節の一般構造、連結、機能、身体各部の主な関節につき講義します。
 骨格筋の構造、機能、また筋名を作用別毎に講義し、その起始、停止、支配神経を覚えてもらいます。末梢神経の走行、筋枝の支配筋、作用などにつき講義を進めていきます。
 本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は、作業療法士としての臨床経験があり、その実務経験を活かし、各領域に共通する作業療法士に必要とされる基礎知識を解説します。

授業の到達目標

【ディプロマ・ポリシーとの関連:②】
1.人体の骨格の基本的構造、骨の機能、骨の発生、骨化の機序、骨の個々の名称を説明できる。
2.人体の関節・靭帯の一般構造、形態的分類、並びに機能、連結の基本構造を説明できる。
3.骨格筋の構造・作用および起始・停止・支配神経、作用グループ別、または支配神経別に筋名を確実に説明できる。
4.脊髄の基本構造、脳神経の名称、四肢末梢神経の走行と筋枝の支配筋を説明できる。

授業内容

授業内容担当者
第1回解剖学概論、解剖学用語の説明
骨学総論:長管骨の肉眼的および顕微鏡的構造、骨の発生機序並びに骨の機能について学ぶ
沖雄二
第2回頭蓋の骨格:脳頭蓋、顔面頭蓋の基本的構造と名称について学ぶ
上肢の骨格:鎖骨、肩甲骨、上腕骨の構造、並びに骨の名称について学ぶ
沖雄二
第3回上肢の骨格:前腕骨、手根骨、手指骨の一般的な構造並びに個々の骨の名称について学ぶ沖雄二
第4回下肢の骨格:寛骨、大腿骨、下腿骨(脛骨、腓骨),足の骨の構造と個々の骨の名称について学ぶ沖雄二
第5回脊柱、胸郭の骨格:頚椎、胸椎、腰椎、仙骨ならびに肋骨、胸骨の構造的特徴と個々の骨の名称について学ぶ沖雄二
第6回関節・靭帯学総論:関節の正常な一般構造と機能。関節の形態的分類について学ぶ沖雄二
第7回上肢の関節・靭帯:胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲上腕関節、腕尺関節、手関節、指関節の特徴的構造について学ぶ沖雄二
第8回下肢の関節・靭帯:股関節、膝関節、足関節並びに靭帯についての特徴的構造について学ぶ沖雄二
第9回脊柱・胸郭の関節・靭帯:脊柱・胸郭の連結の特徴的構造について学ぶ沖雄二
第10回筋学総論:筋組織の種類、骨格筋の一般的な構造、骨格筋の形状及び骨格筋の作用について学ぶ沖雄二
第11回上肢の筋:上肢帯、上腕、前腕、手の筋を分類し、基本的な筋の起始・停止・作用およびその支配神経について学ぶ沖雄二
第12回下肢の筋:下肢帯、大腿、下腿、足の筋を分類し、基本的な筋の起始・停止・作用とその支配神経について学ぶ沖雄二
第13回脊柱の筋:体幹と上肢をつなぐ筋の起始・停止・作用および支配神経について学ぶ沖雄二
第14回末梢神経:脊髄神経の基本構造と解剖学的名称,上肢および下肢の末梢神経の走行とその筋枝の支配筋について学ぶ沖雄二
第15回末梢神経:脳神経の名称とその機能,自律神経系の基本的構造と機能について学ぶ沖雄二

成績評価の方法および基準

小テストと定期試験により成績を評価します。
・小テスト      (30%)
・定期試験     (70%)
小テスト実施後の授業内で答案返却と解説をします。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容およびそれに必要な時間

【事前学修】
講義は教科書を中心に進めますので、該当箇所を熟読し、不明な専門用語について調べ予備学習を行ってください。
【事後学修】
理解が不十分な項目を再度自身で調べて知識を定着させてください。不明な点は質問をする等して解決してください。
【必要時間】
当該期間に30時間以上の予復習が必要です。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書標準理学療法学・作業療法学 解剖学野村嶬 編医学書院
参考書PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート中島雅美 編医歯薬出版

その他履修上の注意事項

解剖学Ⅰは同時に履修する解剖学Ⅱ、後期で履修する解剖学実習とともに医学知識の基礎を成します。
この科目とディプロマ・ポリシーとの関連をカリキュラム・マップを参照し、理解してください。