看護技術Ⅰ(看護基礎技術)Nursing Skills Ⅰ(Basic Nursing Skills)
科目責任者藤田美貴教員紹介
担当者藤田美貴教員紹介, 野口久美子教員紹介, 田中千尋教員紹介, 下條三和教員紹介, 坂本貴子教員紹介
標準履修年次・単位数・必修選択別1年・前期 (2単位・必修) [看護学科 看護師課程]
科目ナンバー3D103

授業の概要(ねらい)

看護技術は、対象となる人々の健康レベルに応じて安全・安楽に配慮し、看護するための基本である知識・技術・態度を修得することを目指す。
看護技術Ⅰ(看護基礎技術)は、看護技術の基礎となる土台であり、どのような技術にも共通する。
授業の方法は、講義と演習を組み合わせて行う。講義では看護技術の基礎的知識と具体的援助方法について学修する。演習では、演習実践前に事前課題学修を行い、技術のイメージを持って臨む。演習終了後は、実践から到達目標の達成度を確認し、知識・技術・態度を事後課題学修をもとに振り返り、自己評価し、今後の学修に活かしていく。   
本科目は、実務経験のある教員による授業である。担当教員は、看護師として大学病院・公立病院において臨床看護に携わった経験を活かし、解説する。   

授業の到達目標

【ディプロマ・ポリシーとの関連:①・③・④】 
1.看護ケアに必要な感染予防の方法である標準予防策について説明できる。
2.標準予防策に則った手指衛生(流水による手洗い・手指消毒)、個人防護用具の着用ができる。
3.療養生活における環境調整の基本的な援助技術が実施できる。
4.ベッドメーキングを実施することができる。
5.ボディメカニクスについて説明できる。
6.ボディメカニクスを活用した援助技術について実施できる。
7.体温測定・脈拍測定・呼吸測定・血圧測定が実施できる。
8.バイタルサイン測定における看護の役割について説明できる。     
9.活動・休息について説明できる。
10.活動・休息の基本的な援助技術について実施できる。
11.体位保持(ポジショニング)の意義、目的を説明できる。
12.罨法(温罨法と冷罨法)の意義、目的を説明できる。
13.車椅子およびストレッチャーの移乗・移送を実施することができる。

授業内容

授業内容担当者
第1回【講義】看護技術を学ぶにあたって
    看護技術の特徴、看護技術を実践するための安全確保と安楽
藤田美貴
第2回【講義】感染防止の技術
    標準予防策(スタンダードプリコーション)、感染経路別予防策、洗浄・消毒・滅菌
藤田美貴
第3回【講義】感染防止の技術
    手指衛生、個人防護用具(PPE)の装着
藤田美貴
第4回【講義】環境調整技術:病室の環境調整、病床の作成と環境整備
    活動・休息援助技術:ボディメカニクスの原理
野口久美子
第5回【演習】感染防止の技術
    手指衛生(流水による手洗い、擦式手指消毒)
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第6回【演習】感染防止の技術
    個人防護用具(PPE)(手袋、マスク、ガウン)の装着
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第7回【演習】環境調整技術
    リネンの取り扱い、包布交換
野口久美子
藤田美貴
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第8回【演習】環境調整技術
    クローズドベッドメーキング
野口久美子
藤田美貴
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第9回【演習】環境調整技術
    オープンベッドメーキング
野口久美子
藤田美貴
坂本貴子
下條三和
田中千尋
第10回【講義】ヘルスアセスメント
    体温、脈拍、呼吸、血圧の計測
藤田美貴
第11回【講義】ヘルスアセスメント
    バイタルサインの観察と記録
藤田美貴
第12回【演習】ヘルスアセスメント
    バイタルサインの測定 (脈拍測定・呼吸測定)
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第13回【演習】ヘルスアセスメント
    バイタルサインの測定 (体温測定)
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第14回【演習】ヘルスアセスメント
    バイタルサインの測定 血圧測定(触診法)
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第15回【演習】ヘルスアセスメント 
    バイタルサインの測定 血圧測定(聴診法)
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第16回【演習】ヘルスアセスメント
    バイタルサインの測定 (血圧測定)※座位にて測定する。
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第17回【演習】ヘルスアセスメント
    バイタルサインの測定 (血圧測定)※臥位にて測定する。
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第18回【演習】ヘルスアセスメント
    バイタルサインの測定 ※測定したデータを記録する。
藤田美貴
野口久美子
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第19回【講義】活動・休息援助技術
    体位変換、睡眠と休息
田中千尋
第20回【講義】苦痛の緩和・安楽確保の技術
    体位保持、罨法
田中千尋
第21回【演習】活動・休息援助技術
    体位変換(仰臥位から側臥位、側臥位から仰臥位)
田中千尋
藤田美貴
野口久美子
下條三和
坂本貴子
第22回【演習】活動・休息援助技術
    体位変換(仰臥位から座位、坐位から端坐位、端坐位から立位)
田中千尋
藤田美貴
野口久美子
下條三和
坂本貴子
第23回【到達度確認】
 バイタルサインの測定 ※体温測定・脈拍測定・呼吸測定
藤田美貴
下條三和
坂本貴子
野口久美子
田中千尋
第24回【到達度確認】
 バイタルサインの測定 ※血圧測定(臥床患者)
藤田美貴
下條三和
坂本貴子
野口久美子
田中千尋
第25回【到達度確認】
 バイタルサインの測定 ※測定したデータの記録
藤田美貴
下條三和
坂本貴子
野口久美子
田中千尋
第26回【演習】苦痛の緩和・安楽確保の技術
    体位保持(ポジショニング)
田中千尋
藤田美貴
野口久美子
下條三和
坂本貴子
第27回【演習】苦痛の緩和・安楽確保の技術
    罨法
田中千尋
藤田美貴
野口久美子
下條三和
坂本貴子
第28回【講義】活動・休息援助技術
    移乗・移送
野口久美子
第29回【演習】活動・休息援助技術
    ベッドから車椅子への移乗・移送
野口久美子
藤田美貴
田中千尋
下條三和
坂本貴子
第30回【演習】活動・休息援助技術
    ベッドからストレッチャーへの移乗・移送
野口久美子
藤田美貴
田中千尋
下條三和
坂本貴子

成績評価の方法および基準

1.定期試験 50%
2.到達度確認 10%
3.課題学修 40%
  ※課題学修および到達度確認については、配布するルーブリックによって評価する。
  ※課題学修に対し、講義の中で解説等のフィードバックを行う。
4.演習実践前に身だしなみ(服装・髪型・爪など)が整っていない場合、演習1回につき0.5点の減点とする。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容およびそれに必要な時間

【課題学修】
講義前は、シラバスに明示された各回の講義・演習内容について教科書および配布資料を読み、基礎知識を確認しておく。
演習前は、演習項目について、事前学修課題(目的、必要物品、準備、手順、根拠、留意点)についてまとめ、期日までに提出し演習の理解を深める。
演習後は、講義・演習を振り返り、演習での気づきや考えをまとめる。不明点などは教科書で調べ質問して解決する。
【必要時間】
当該期間に30時間以上の予復習が必要。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書基礎看護学[2]基礎看護技術Ⅰ 第18版茂野香おる他著医学書院
教科書基礎看護学[3]基礎看護技術Ⅱ 第18版任 和子他著医学書院
教科書看護技術プラクティス 第4版竹尾惠子他著学研
参考書特になし

その他履修上の注意事項

1.身だしなみを整え、演習目的を十分に理解して演習に臨むこと。
2.課題学修は提出期限を守る。正当な理由がなく提出期限が遅れた場合は、受け取らない。
3.学修の成果についてグループで積極的に意見交換する。
4.正当な理由がなく欠席があった場合、当該に該当した講義および演習の補講は実施しない。      
5.本科目とディプロマ・ポリシーとの関連をカリキュラム・マップを参照し、理解すること。