在宅看護概論Introduction to Home Care Nursing
科目責任者開田ひとみ教員紹介
担当者開田ひとみ教員紹介, 竹嶋順平教員紹介, 糸永喜代美教員紹介
標準履修年次・単位数・必修選択別2年・後期 (2単位・必修) [看護学科 看護師課程]
科目ナンバー3D210

授業の概要(ねらい)

 本講義では、疾病や障がいを持つ人々が、人間としての尊厳を保ちつつ自分の住み慣れた地域で生活する意義と、家族を一つの単位として捉えケアしていく意義を理解する態度について学ぶとともに、在宅看護の成立要件や看護の展開について学ぶ。介護保険制度をはじめとする社会的サポートについての知識、在宅ケアにおけるマネジメント、コーディネーションの実際と看護職の機能、在宅看護を担う訪問看護ステーションの機能について学ぶこととする。
 本科目は看護師の資格を有し、その臨床実践ならびに在宅看護の対象を中心に看護研究活動の実績をも有する教員が講義をおこなう。

授業の到達目標

【ディプロマポリシーとの関連①②③④】
1.在宅看護の提供と場の特徴について説明することができる。
2.介護保険制度と訪問看護制度について説明することができる。
3.在宅で活用する社会資源を説明することができる。
4.看護の継続性と保健医療福祉の連携について説明することができる。

授業内容

授業内容担当者
第1回在宅看護の概念
在宅看護の背景、在宅看護の基盤、地域療養を支える在宅看護の役割・機能
開田ひとみ
第2回在宅看護を展開するための基本理念
在宅看護における倫理
開田ひとみ
第3回在宅療養者と家族の支援
在宅看護の対象者、在宅看護の対象者と在宅療養の成立要件
開田ひとみ
第4回在宅療養の場における家族のとらえ方
在宅療養者への家族への看護
竹嶋順平
第5回地域包括ケアシステムにおける在宅看護
地域包括ケアシステム、療養の場の移行に伴う看護
開田ひとみ
第6回地域包括ケアシステムにおける多職種・多機関連携
在宅看護におけるケースマネージメント/ケアマネジメント
開田ひとみ
第7回地域療養を支える制度
社会資源の活用、医療保険制度、後期高齢者医療制度、介護保険制度
竹嶋順平
第8回生活保護制度、障害者に関連する法律、難病法、子供の在宅療養を支える制度と社会資源開田ひとみ
第9回在宅療養者の権利を擁護する制度と社会資源
高齢者施策
竹嶋順平
第10回在宅療養を支える訪問看護
訪問看護の特徴、在宅ケアを支える訪問看護ステーション、訪問看護サービスの展開、訪問看護の記録
開田ひとみ
第11回在宅ケアにおける安全と健康危機管理
在宅看護における危機管理、日常生活における安全管理、災害時における在宅療養者と家族の健康危機管理
開田ひとみ
第12回在宅における援助技術1(食事・清潔)糸永喜代美
第13回在宅における援助技術2(移動・排泄)竹嶋順平
第14回在宅における援助技術3(呼吸・感染予防)竹嶋順平
第15回在宅における援助技術4(褥瘡予防・体位変換)糸永喜代美

成績評価の方法および基準

1.定期試験70%
2.小テスト30%(講義の中で小テストについて解説等のフィードバックをおこなう)
※上記1と2を合計して60点以上を合格とする。
  

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容およびそれに必要な時間

事前:テキストの授業範囲を読み、専門用語の意味等を調べ、記録・整理しておくこと。
事後:講義終了後、資料としてまとめ再学修する。
※当該期間に30時間以上の予復習が必要。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書系統看護学講座 在宅看護論秋山正子、小倉朗子医学書院
参考書適宜、講義で紹介する。
参考書
参考書
参考書

その他履修上の注意事項

・授業中の私語や携帯電話の操作、飲食は禁止とします。前述の禁止事項が守れない場合は、強制退室とすることがあります。その際は、早退扱いとします。
・出席は、原則としてカードリーダーおよび課題提出にて確認します。
・オンライン授業となった場合、出欠についてはLMS上の記載事項を確認すること。
・遅刻・早退は、時間の長短に関わらず3回で1回の欠席とします。また、授業開始30分以降の入室は、原則として欠席とします。
・出席状況(遅刻、早退、欠席)は個々で確認しておくこと、試験受験資格については、学生便覧を参照すること。
・この科目とディプロマ・ポリシーとの関連をカリキュラム・マップを参照し、理解した上で受講すること。