医療基礎総合演習ⅡIntegrated Basic Medical Practice Ⅱ
科目責任者本田城二教員紹介
担当者本田城二教員紹介, 蓮尾金博教員紹介, 橋田昌弘教員紹介, 肥合康弘教員紹介, 川村愼二教員紹介, 徳森謙二教員紹介, 前畑京介教員紹介, 高木昭浩教員紹介, 牧永綾乃教員紹介, 亀澤秀美教員紹介, 信太圭一教員紹介, 中村舞教員紹介, 関川祐矢教員紹介, 長又 新教員紹介
標準履修年次・単位数・必修選択別4年・後期 (2単位・必修) [診療放射線学科]
科目ナンバー4C403

授業の概要(ねらい)

 前期に履修した医療基礎総合演習Ⅰに引き続き、医療基礎総合演習Ⅱでは、診療放射線技術学に含まれる各分野の主として応用に繋がる知識・技術の復習と整理を行う。LMS上に過去国家試験問題を掲示するので、各科目の演習前後の学修に利用し、問題の解答と解説を行う。
 本科目は、実務経験のある教員による授業である。担当教員は、医師、診療放射線技師として臨床経験があり、その実務経験による知識をもとに解説し、議論等を行う。

授業の到達目標

【ディプロマ・ポリシーとの関連:①・②・③】
1.診療放射線技師に必要な基本的知識・技術について説明できる。
2.診療放射線技師国家試験出題基準分野に対して、理解し説明できる。
3.診療放射線技師に必要なコミュニケーション能力および対人関係能力を実践できる。
4.本学で履修した、知識・技術・患者接遇・コミュニケーションなどで不十分なものを具体的に認識し解決できる。

授業内容

授業内容担当者
第1回基礎医学分野③ 呼吸器、心臓、消化器、血液、泌尿器、聴覚、神経、内分泌 について蓮尾金博
関川祐矢
長又 新
第2回基礎医学分野④ 疾患と障害、病態、救急医療、放射線医学、 について蓮尾金博
関川祐矢
長又 新
第3回放射化学分野③ 放射性核種・化合物の化学、製造、分離、応用について関川祐矢
第4回放射化学分野④ 放射性同位体の化学分野への利用、トレーサー について関川祐矢
第5回放射線物理学分野③ 放射線の種類や原子および原子核の構造、X 線と物質の相互作用について徳森謙二
第6回放射線物理学分野④ 粒子線と物質との相互作用、放射平衡、原子核反応 について徳森謙二
第7回放射線生物学分野③ 電離放射線の生物効果(分子、細胞、組織・臓器)、遺伝的影響 について亀澤秀美
第8回放射線生物学分野④ 感受性と被ばく線量、細胞分裂に及ぼす影響 について亀澤秀美
第9回放射線計測学分野③ 単位、線量の測定と校正、計数の統計的処理 について牧永綾乃
第10回放射線計測学分野④ 放射能・エネルギーの計測方法、放射線の種類と計測器 について牧永綾乃
第11回診療画像機器学分野③ 診断装置、MRI 装置、超音波装置の特長や性能およびパラメータ について本田城二
第12回診療画像機器学分野④ 各診断装置構成、動作特性、画像再構成、関連 JIS 規格 について本田城二
第13回医用工学分野③ 電気・電子工学(直流回路、交流回路、単相回路、三相回路) について前畑京介
第14回医用工学分野④ 電磁気、半導体素子、電子回路(過渡現象、半導体、演算増幅器等) について前畑京介
第15回画像工学分野③ デジタル画像の医用画像処理、画像評価法 について中村舞
第16回画像工学分野④ 鮮鋭度、粒状性、信号検出理論、ROC について中村舞
第17回医用画像情報学分野③ デジタル画像、画像処理、情報処理 について中村舞
第18回医用画像情報学分野④ 通信、ネットワーク、医療情報の取り扱い について中村舞
第19回X線撮影技術学③ X線撮影造影検査、歯科領域、乳房撮影 について信太圭一
長又 新
第20回X線撮影技術学④ 泌尿器領域、婦人科領域、軟部組織撮影法の画像解剖 について信太圭一
長又 新
第21回診療画像検査学分野③ 超音波検査法、眼底写真撮影法、疾患と検査 について肥合康弘
第22回診療画像検査学分野④ 血管撮影法、治療方法、3 次元表示、画像解剖とについて肥合康弘
第23回放射線治療技術学分野③ 治療適応疾患、治療装置補助具、治療計画、線量測定 について川村愼二
第24回放射線治療技術学分野④ 外部照射法、小線源治療法、治療方針、治療精度管理 について川村愼二
第25回核医学検査技術学分野③ 測定装置の概要と特性、臓器機能特性、疾患診断・治療法 について高木昭浩
第26回核医学検査技術学分野④ SPECT、PET を用いた臓器機能検査法や臨床 について高木昭浩
第27回放射線安全管理学分野③ 各種放射線の線量計算放射線障害、放射線防護、放射線関連の各法令について橋田昌弘
第28回放射線安全管理学分野④ 緊急被ばく医療、健康管理、放射性物質の取扱 について橋田昌弘
第29回総 括 ①本田城二
第30回総 括 ②本田城二

成績評価の方法および基準

①LMS演習での全演習問題を80%以上獲得すること。
②定期試験 第1回、第2回の平均が60%以上の場合が合格
   追試・再試(60%以上合格、60%未満は単位認定されない)
・①を満たした者が定期試験を受ける資格がある。
・国家試験出題基準分野 (200問)で実施
 欠席1回につき2点減点、遅刻1回につき1点減点。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容およびそれに必要な時間

 各講義では、過去の国家試験問題解説や重要ポイントの説明がされるため、基礎から応用まで講義内容は聞き漏らさず書き留める。各講義前には、教科書の該当箇所を熟読し、重要箇所やキーワードとなる内容の意味を調べる準備学修を確保すること。講義後は教科書や参考書、レジュメを見て必要事項を記入し理解を深め、次回から国家試験問題に解答できるように定着を図る。当該期間に30時間以上の予復習を確保すること。講義での補足説明や学生からの疑問には講義直後や別時間帯に質問を受ける。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書診療放射線技師国家試験対策全科西谷 源展 他金芳堂
教科書診療放射線技師国家試験問題集技師教育研究会 編共立出版
参考書診療放射線技師 グリーン・ノート 基礎・臨床メジカルビュー社
参考書診療放射線技師 ブルー・イエロー・ノート基礎・臨床メジカルビュー社
参考書最新・診療放射線技師 国家試験問題集(2021年度)医療科学社
参考書2021年版 診療放射線技師国家試験完全対策問題集オーム社

その他履修上の注意事項

・学修時は、解答を覚えるだけで無く、語句の意味や裏付けとなる図、グラフ、計算、事例などを理解し、科目間の関連づけを行い、総合的に学修を行う。また、臨床実習時の体験やレポートなど関連資料を参考にすること。
・自己学修およびグループ学修にて理解を深める。
・オフィスアワー設定時間帯は訪問可能で、それ以外の対応できない場合はアポイントが必要である。
・講義中の入退室、私語は周囲学生への多大な迷惑となるので禁じる。
・科目とディプロマ・ポリシーとの関連について、カリキュラム・マップを参考にして、理解すること。