臨床実習ⅠClinical Practice Ⅰ
科目責任者本田城二教員紹介
担当者本田城二教員紹介, 橋田昌弘教員紹介, 肥合康弘教員紹介, 川村愼二教員紹介, 徳森謙二教員紹介, 前畑京介教員紹介, 高木昭浩教員紹介, 牧永綾乃教員紹介, 亀澤秀美教員紹介, 信太圭一教員紹介, 中村舞教員紹介, 関川祐矢教員紹介
標準履修年次・単位数・必修選択別3年・通年 (6単位・必修) [診療放射線学科]
科目ナンバー4D309

授業の概要(ねらい)

 講義や実習で得た知識や技術を臨床現場において実践することで総合的な診療放射線技術を修得する。加えて、患者とのかかわりを通して、医療人としての自覚と責任を培い、保健・医療・福祉分野における診療放射線技師に必要な知識・分析力等を養うとともに、他職種とのコミュニケーション能力及び患者との対人関係能力の基礎を築き上げることを目的とする。また、質の高い医療を提供し、自らの能力を高められるよう主体的に積極的学修意欲を継続できる力を養って行く。
 この臨床実習は、「医用画像技術学」及び「医用画像検査学」分野の診断領域実習科目として設定している。このため、これらの分野に関係する講義や実習で得た知識や技術を臨床実習指導者の下でさらに深めるとともに、新しい臨床知識、研究に取り組める能力を身につけ人間性豊かな医療人として責任感と協調性を持ち、地域社会に貢献する人物を目標とする。
 本科目は、実務経験のある教員による授業である。担当教員は、診療放射線技師として臨床経験があり、その実務経験による知識をもとに解説し、議論等を行う。

授業の到達目標

【ディプロマ・ポリシーとの関連:①・②・③】
臨床実習において検査に関わる下記項目及び画像解剖、コミュニケーション能力などを学科指定実習施設の臨床実習指導者のもとで全般的に見学・実習を行うことにより、実践を通して各分野の知識を評価でき、技術を実践できる。
1.一般撮影検査 (胸部・腹部・整形外科領域・乳房・耳鼻科領域・ポータブルなど)について説明できる。
2. 造影検査 (循環器系・消化器系・泌尿器系・IVRなど)について説明できる。
3. CT検査・MRI検査 (患者対応・検査技術・画像処理・性能評価・装置の操作法など)について説明できる。
4. 超音波検査・骨塩定量検査・ 無散瞳眼底検査について説明できる。
5.患者対応・ポジショニング・精度管理などが実践できる。
6.X線撮影システム(CR・FPDなど)と画像関連機器の精度・保守管理などが評価できる。
7. 医用画像情報システムの取り扱い(画像処理・画像情報データの保存)などが説明できる。
8.放射線の安全管理 (個人被ばく線量の測定と低減・漏洩線量の測定)が評価できる。

授業内容

授業内容担当者
○実習期間と単位の算定
・7週(6単位)-1週間:(5日間 7.5時間/日)
*学科全教員が担当し、臨床実習への基本的な知識や技術・態度が実習に対応できる学生は、以下各項目について、患者対応マナー、検査の役割、検査法、画像処理、機器管理など病院各部署をローテーションして見学、実習を行う。
1.一般撮影検査 (胸部・腹部・整形外科領域・耳鼻科領域・ポータブルなど)
2. 造影検査 (循環器系・消化器系・泌尿器系・IVRなど)
3.CT検査 (患者対応・検査技術・画像処理・性能評価・装置の操作法など)
4.MRI検査 (患者対応・検査技術・画像処理・性能評価・装置の操作法・安全対策など)
5.乳房撮影検査(患者対応・ポジショニング・精度管理など)
6.X線撮影システム(CR・FPDなど)と画像関連機器の精度・保守管理
7.骨塩定量検査・ 無散瞳眼底検査
8.超音波検査
9.医用画像情報システムの取り扱い(画像処理・画像情報データの保存)
10. 放射線の安全管理 (個人被ばく線量の測定と低減・漏洩線量の測定)
11.感染予防・ 医療事故対策
12.患者接遇・コミュニケーション
13.その他、関係部署及び外来、病棟、関連施設の見学

成績評価の方法および基準

 臨床実習評価
 ①臨床実習指導者評価(ルーブリックにて評価) 50%(・学生実習記録・レポート・実習内容・実習態度)
 ②単位認定者評価 (ルーブリックにて評価) 50%(・学生実習記録・レポート・実習内容・実習態度)

・①.②評価の60%以上を満たした者が到達度確認テストを受ける資格がある。
・到達度確認テスト(100%)60%以上を合格とする。
*到達度確認テストに対し、授業の中で解説等のフィードバックを行います。

上記より、最終評価は単位認定者が行い、60%以上を合格とする。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容およびそれに必要な時間

 実習前には、基本的な知識や技術・態度が実習に対応できるように自己学修を行い、臨床実習は、1名~数名のグループに分かれ、実習先の各部署をローテーションしながら実習を行う。また、科目は臨床実習Ⅰ、臨床実習Ⅱとあわせて実施される。(臨床実習Ⅰ:診断領域「7週間程度」、臨床実習Ⅱ:放射線治療および核医学検査領域「5週間程度」) 実習中はメモ、実習記録を常に持参し、必要事項の記録を残すこと。
 準備学修として、臨床実習マニュアルや参考書等を熟読し実習内容を把握して、講義で学修した事項の知識を確認すること。実習内容を記録し知識を整理して、理解を高める為にも当該期間に30時間以上の予復習を確保すること。
 各施設の指導者の指示に従い、実習記録および報告書の作成は実習施設の就業時間外に各自が毎日行い、翌日に各施設の実習指導者に提出するものとする。実習終了後は、実習先提出物を大学に提出し、実績として評価される。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書図解診療放射線技術実践ガイド 第一線で必ず役立つ
知識・実践のすべて 第2版
高橋 正治 他文光堂
教科書MRI完全解説 第2版荒木力学研メディカル秀潤社
教科書グレイ解剖学 原著 第4版Richard L 他エルゼビア ジャパン
教科書最新 診療画像検査法 腹部超音波検査の実践 「診療画像検査法」金森 勇雄医療科学社
参考書新・図説単純X線撮影法-撮影法と診断・読影のポイント小川敬尋金原出版
参考書改訂新版 放射線機器学(Ⅰ)青柳 泰司コロナ社
参考書CT撮影技術学 改訂3版日本放射線技術学会オーム社

その他履修上の注意事項

・無断で遅刻、欠席しないこと。(事態が発生したら実習先及び学校に遅延なく報告すること)
・実習期間中に数回の登校日を設定する。(ガラスバッチ、出席表、実習記録簿を持参すること)
・感染症予防を徹底し、対策を実施すること。
・実習中は医療スタッフ、患者に不安・不快・不信の念を与えるような服装、態度や言動は厳に慎む。社会人及び医療従事者の一員として、自覚し責任ある行動を行うこと。
・SNS等に実習関係の事柄や写真などの情報を無断で登載しないこと。
・白衣、身分証明、ガラスバッチを必ず着用のこと。
・施設により、臨床実習Ⅰ・Ⅱの順番や内容を変更する場合がある。また、学生によって、臨床実習Ⅰと臨床実習Ⅱを別々の施設で実施する場合がある。
・科目とディプロマ・ポリシーとの関連について、カリキュラム・マップを参考にして、理解すること。