国際事情Overseas Cultural Affairs
科目責任者三木菜緒美教員紹介
担当者三木菜緒美教員紹介, 川村愼二教員紹介, 橋田昌弘教員紹介
標準履修年次・単位数・必修選択別1年・通年 (1単位・自由) [診療放射線学科]
科目ナンバー0A115

授業の概要(ねらい)

このプログラムでは、国際的な視野を持つ医療人を養成することを目的として、360°カメラを使ったアメリカの病院のバーチャル・ツアー、各医療専門に関するオンライン・レクチャーや、ヴァーチャル・リアリティー (VR) 研修等を通じて、アメリカの最新医療について学びます。
また、今後不可欠となるスキルであるオンライン・コミュニケーション・スキルについて、Zoomだけでなく「3Dバーチャル空間×アバター」や「VRヘッドセットを用いたVR体験」を通して体験的に学びます。
具体的に行う内容は以下のとおり。
1. 本プログラムは、10回の海外セッションと5回の学内研修で構成される。10回の海外セッションは「Virtual Exchange Program(VEP)」に参加することが必須である。
2. 日米の医療・保険制度の違いについて学び、各医療専門に関するオンライン・レクチャーを受講する。
3. なかなか体験することのできないアメリカの医療現場や教育現場をバーチャルで見学し、スタンフォード大学およびオックスフォード大学のVR講義・研修に参加する。(医療関係の英語講義には通訳がつきます)
4. 最後に本プログラム参加のまとめとして、アメリカの学生・教員・医療従事者とのバーチャル空間でのオンライン交流会にてプレゼンテーションを行う。

授業の到達目標

【ディプロマ・ポリシーとの関連:PT・OT・CEは①、NSは②・④、RTは③、ELは③・⑤】
1. 日米の医療・保険制度の違いや、医療に対する考え方の違いについて、自分なりに説明できるようになる。
2. 日本の医療や専門分野という枠にとらわれず、海外の医療、そして違う分野の医療を学ぶことで、チーム医療について考え、自分の意見を言えるようになる。
3. 自己紹介や日本文化の紹介、お礼などを英語で行えるようになる。
4. 本プログラムで学んだことをもとに、オンラインで効果的なプレゼンテーションができるようになる。

授業内容

授業内容担当者
第1回オンライン・オリエンテーション:プログラム詳細、各プラットフォームの使い方
Online orientation: Program details, how to use Zoom & VirBELA platforms
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第2回「バーチャル・ツアー:パーカー・アドベンチスト病院」
緩和ケア高度実践看護師, ナース・サイエンティスト 朝倉由紀 (Yuki Asakura, PhD, RN, MS, OCN, CNS) 先生
Virtual tour: Parker Adventist Hospital
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第3回「アメリカ留学、進学により広がる医学系専門職への可能性」
コロラド州立大学 環境・放射線健康科学科 加藤宝光 (Takamitsu Kato, PhD) 准教授
Expanding your Possibilities for a Career in the Medical Field
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第4回「日米の医療制度・資格制度の違い」
帝京大学 福岡医療技術学部 診療放射線学科 橋田昌弘 (Masahiro Hashida, PhD) 教授
Healthcare System in Japan and in the US
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第5回「アメリカのヘルス・ケア・システム」
緩和ケア高度実践看護師, ナース・サイエンティスト 朝倉由紀 (Yuki Asakura, PhD, RN, MS, OCN, CNS ) 先生
Healthcare System in the US
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第6回「コロラドにおける生命倫理とヒューマニティー」
コロラド大学 オペレーション&教育技術 デイヴィッド・ウェイル (David M. Weil) マネージャー
Snapshot of Bioethics and Humanities in Colorado
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第7回「ケアリング(気遣い)の考え方について」
コロラド小児病院 看護学博士 クリス・グリフィン (Chris Griffin, PhD, MS, RN-BC, CPN, Caritas Coach, Master HeartMath Trainer ) 先生
The Philosophy of Science of Caring
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第8回「アメリカの救急医療サービスとパラメディック・システム」
セント・アンソニー病院 救急救命士プログラム・ディレクター トレイシー・コリンズ (Tracy Collins, RN, BSN, NREMT-P) 先生
EMS & Paramedic Systems in the US
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第9回VR 機器の使い方・体験
How to use Oculus Quest 2
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第10回VR 機器を使用したバーチャル・リアリティー・レクチャー受講
Experience and Lectures in Virtual Reality
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第11回「VR 解剖学ツアー」
スタンフォード大学 医学部 マット・ヘイセル (Matthew Hasel) 教授
Stanford VR Anatomy Tour
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第12回「VR 講義 放射線治療 101 + Q&A」
オックスフィード大学 腫瘍学科 マーティン・クリストリブ (Martin Christlieb, PhD) 博士
Oxford University VR Lecture: Radiotherapy 101 + Q&A
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第13回オンライン交流会でのポスター・プレゼンテーションの準備
Prep for Poster Presentation
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第14回オンライン交流会:ポスター・プレゼンテーション
Virtual Congress: Poster Presentation
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘
第15回オンライン交流会:ポスター・プレゼンテーション
Virtual Congress: Poster Presentation
三木菜緒美
川村愼二
橋田昌弘

成績評価の方法および基準

以下の方法・割合で評価します。
1. 各回受講中の活動 50%
2. 毎回の講義後のレポート・アンケート 20%
3. まとめのプレゼンテーション 30% 
いずれもルーブリックにより評価する。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容およびそれに必要な時間

本プログラム受講には、積極的に以下の学修を行う必要があります。
1. オンライン講義等に関する準備学修において、わからないところは事前にチェックし、ライブQ&Aで質問できるようにしておくこと。
2. 毎回の講義中にはメモを取るなどして記録を残し、講義後には、その日の振り返りを「レポート・アンケート」として提出すること。
3. 本プログラム最後にはプレゼンテーションがあります。毎回の講義で得た情報などこまめにメモを取り、各自でまとめておくこと。
当該期間に15時間以上の予習復習が必要。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書適宜プリント・資料を配布
参考書バーチャル・ツアーを行う各施設のホームページ参照

その他履修上の注意事項

オンライン会議システム Zoomだけではなく、アバターを利用した3Dバーチャル空間である VirBELA や、VRヘッドセットを用いてVR空間で研修を行う ENGAGE など、いくつかのオンライン・プラットフォームを用いるため、カメラ・マイクのついたパソコンが必要です。
またパソコンの推奨環境は、Windows 7 SPI+以上、MAC OS X 10.11以上となります。
海外との交流をリアルタイムで行うため、時差を考慮し、ほぼ全ての講義が 1限の時間帯に行われることに注意してください。
リアルタイムでの参加が基本ですが、不定期で開催されるため、他の授業と重なる場合はLMS内でのオンデマンド受講も可能とします。
この科目とディプロマ・ポリシーとの関連をカリキュラム・マップを参照し、理解すること。