基礎中国語Ⅱ
担当者閻  淑珍教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングCHI-102

授業の概要(ねらい)

 前期の基礎中国語ⅠとⅢに続き、基礎中国語ⅡとⅣも週二回、同一のテキストを使った連続授業である。発音の練習を強化し、初歩的な文法を身につけて、簡体字の書き方を覚え、簡単な会話ができるように授業を展開する。前期と同様、簡体字の練習、基本文法、簡単な会話と短文の練習、リスニングに力を入れる。具体的には、テキストの各課の“対話”と“文法ポイントを消化して応用できるように、習った文法を繰り返し練習する。同時に、中国語に特有な表現に現れた中国人の思惟方式・国民性及び古い文化や習慣を紹介する。中国人の考え方を理解し、中国語の表現の仕方に慣れることが大事である。

授業の到達目標

 本学期での到達目標は以下となる。①ピンインの発音を完全にマスターする。②簡単な会話を覚える。③簡体字の書き方及び初級文法を習得する。④簡単な日常会話を聞き取れるようにする。

成績評価の方法および基準

 学習態度(積極的に質問する、質問に答える、予習復習をする)は10%、中間テストは40%、期末テストは50%を占める。正当な理由なく事前連絡もなく、どちらかのテストを受けない学生は、評価ランクの“D”に入る。なお、3回の遅刻は一回の欠席と見なし、欠席回数が5回超える学生は(5回も含め)、評価の対象にならない。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書大学生のために 初級中国語40回杉野元子 ほか白帝社
参考文献

準備学修の内容

各課の予習と復習は最低一時間かけてやること。

その他履修上の注意事項

 今現在の国際状況(国と国の関係)に影響されることなく、高い視点で中国語の将来性を見据えて、高い志を持って中国語を勉強することを期待する。中国語のみでなく、中国文化や中国に関する情報・知識に対し、ハングリー精神と高い意欲を持ち、生き生きと学習することを期待する。中国語で表現することに慣れるように、まずテキストの本文を熟読または丸暗記できるまで声を出して朗読するのが望ましい。中国語で表現することに、間違いを恐れず、恥ずかしがらずに積極的に表現すること。また、単語や習ったセンテンスをマメにノートに書き写すこと。中国語で日記を書くことも上達の近道である。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス (授業の進め方と学生への要望)、前期の総復習
第2回第21課 経験の”过”と疑問詞のまとめ
第3回第23課 助動詞
第4回第25課 時間量補語、離合動詞
第5回第27課 状態補語
第6回第29課 結果補語
第7回中間テスト
第8回第31課 比較文
第9回第33課 進行形
第10回第35課 存現文
第11回第37課 処置文
第12回第39課 使役文
第13回総復習1
第14回総復習3
第15回まとめと期末テスト