中国語表現Ⅰ
担当者閻  淑珍教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングCHI-303

授業の概要(ねらい)

 この授業は、初級・準中級中国語を習得した学生を対象とし、中級中国語の内容となっている。初級・準中級段階で習った基礎文法を整合し、聞く(listening)・話す(speaking)・読む(reading)・書く(writing)といった四本の柱を立てて授業を行う。具体的には、リスニングの練習、文法や語順の練習、口頭表現の練習、短文を作る練習などを通して、これまで習ってきた中国語の基礎を確実に身に付け、さらに固めることを目標とする。中国語の勉強と同時に、中国語に特有の表現に表れた中国人の思惟方式・国民性なども織り交ぜて紹介する。

授業の到達目標

 本学期での到達目標は以下となる。①中国語での日常会話に参加でき、表現したいことを正確に中国語で表現できるようになる。②自分自身の考えを中国語の文章で表現できるようになる。

成績評価の方法および基準

 学習態度(積極的に質問する、質問に答える、予習復習をする)は10%、中間テストは40%、期末テストは50%を占める。正当な理由なく事前連絡もなく、どちらかのテストを受けない学生は、評価ランクの“D”に入る。なお、3回の遅刻は一回の欠席と見なし、欠席回数が5回超える学生は(5回も含め)、評価の対象にならない。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 中級レベル相当のインターネットでの視聴内容を教材として使う
参考文献

準備学修の内容

 毎回視聴内容を知らせて宿題をやってもらう

その他履修上の注意事項

 今現在の国際状況(国と国の関係)に影響されることなく、高い視点で中国語の将来性を見据えて、高い志を持って中国語を勉強することを期待する。中国語のみでなく、中国文化や中国に関する情報・知識に対し、ハングリーな精神と高い意欲を持ち、生き生きと学習することを期待する。中国語で表現することに対して、間違いを恐れず、恥ずかしがらずに積極的に表現すること。また、単語や短文をマメにノートに書き写すこと。中国語で日記を書くことも上達の近道である。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(授業の進め方・成績の評価の仕方・学生への要望)
第2回1回目の視聴内容を鑑賞し、ペアワークで聞き取れた内容を確認する。教師が視聴内容の難解な部分や中国語に特有の表現を説明する。表現の練習。一字一句の書き取りを宿題として出す。
第3回前回の視聴内容の書き取りの発表。中国語で要約文を書く。感想とレスポンスを書く。2回目の視聴内容を知らせる。
第4回2回目の視聴内容を鑑賞し、ペアワークで聞き取れた内容を確認する。教師が視聴内容の難解な部分や中国語に特有の表現を説明する。表現の練習。一字一句の書き取りを宿題として出す。
第5回前回の視聴内容の書き取りの発表。中国語で要約文を書く。感想とレスポンスを書く。3回目の視聴内容を知らせる。
第6回3回目の視聴内容を鑑賞し、ペアワークで聞き取れた内容を確認する。教師が視聴内容の難解な部分や中国語に特有の表現を説明する。表現の練習。一字一句の書き取りを宿題として出す。
第7回前回の視聴内容の書き取りの発表。中国語で要約文を書く。感想とレスポンスを書く。4回目の視聴内容を知らせる。
第8回中間テスト
第9回4回目の視聴内容を鑑賞し、ペアワークで聞き取れた内容を確認する。教師が視聴内容の難解な部分や中国語に特有の表現を説明する。表現の練習。一字一句の書き取りを宿題として出す。
第10回前回の視聴内容の書き取りの発表。中国語で要約文を書く。感想とレスポンスを書く。5回目の視聴内容を知らせる。
第11回5回目の視聴内容を鑑賞し、ペアワークで聞き取れた内容を確認する。教師が視聴内容の難解な部分や中国語に特有の表現を説明する。表現の練習。一字一句の書き取りを宿題として出す。
第12回前回の視聴内容の書き取りの発表。中国語で要約文を書く。感想とレスポンスを書く。6回目の視聴内容を知らせる。
第13回6回目の視聴内容を鑑賞し、ペアワークで聞き取れた内容を確認する。教師が視聴内容の難解な部分や中国語に特有の表現を説明する。表現の練習。一字一句の書き取りを宿題として出す。
第14回前回の視聴内容の書き取りの発表。中国語で要約文を書く。感想とレスポンスを書く。
第15回まとめと期末テスト