中国語会話Ⅱ
担当者劔重 依子教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングCHI-110

授業の概要(ねらい)

 この授業は中国語会話Ⅱと中国語会話Ⅳを併せた週に2回の連続授業となります。前期に引き続き、リスニング能力のステップアップ訓練を中心とした授業を行います。常用語彙や簡単なフレーズを耳に自然に馴れさせることを目的に繰り返し訓練します。教材内容に沿いながら、HSK漢語レベル試験2級と中国語検定試験4級レベルの単語とフレーズを聴き取れ、書き取れる聴力と多くの語彙を身に付けることを重点に授業を行います。中国語会話Ⅳの授業内容と連動させ、リスリングと会話のバランスを取りながら「聴く」「話す」「読む」「書く」について反復訓練を行う授業です。関連DVD映像やCD内容を通して、日常の会話表現などを多様に身に付けていきます。

授業の到達目標

 後期では中国語会話Ⅱと中国語会話Ⅳ(全30回)の授業を通して、相手の話す簡単な中国語が聴き取れ、意味が理解できるようになること、そして自分が簡単な事柄を中国語で相手に伝えることができるようになることを目指します。学んだ語彙と会話文の基本を咀嚼した上で、「話せる」「聴き取れる」「流暢に読める」「書ける」ようになることを目指します。HSK漢語レベル試験2級もしくは中国語検定試験4級を取れるように目指します。

成績評価の方法および基準

 ①積極的な中国語での発言や授業参加態度(10%)
 ②毎回の小テスト(20%)
 ③中間テストと期末テスト(30%+40%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『体験漢語基礎教程上』姜丽萍 著高等教育出版社
教科書
教科書
参考文献『キクタン中国語』4級」内田慶市(他)
アルク出版
参考文献『HSK漢語レベル試験』2級孔子学院人民教育出版

準備学修の内容

 授業に出る前に必ず予習・復習して下さい。語学習得は練習を繰り返し行うことが肝心で、単語やフレーズは声に出して練習してきて下さい。また、テキストに備えられたCDを繰り返し聴くように心掛けましょう。一課を終えた後、その課の練習と宿題を必ずやって下さい。単語やフレーズ及び短文を丸暗記するのではなく、頭の中で語順の並びを考えながら、文法の基礎を理解した上で覚えることが効果的な学習法です。

その他履修上の注意事項

 語学学習は自分が興味を持ち、楽しみながら勉強する姿勢が大切でそれが上達への早道です。また、授業中には教材にはなくても、よく使われる重要表現やフレーズなどは必ずノートを取るなど、積極的に授業に取り組む姿勢も大切です。恥ずかしがらずに堂々と発言して、積極的に友達を作ることも大学での勉強の一環として心に刻みましょう。
※辞書を持参することを要求します。2,500円~3,000円のコンパクト『中日・日中辞書』がお勧めです。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション、復習(1)
第2回復習(2)
第3回図書館で 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第4回両替の言い方 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第5回銀行で 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練  
第6回郵便局で 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第7回物を探す 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第8回復習と中間試験
第9回病院で 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第10回理髪店(美容室)で 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第11回学校生活について 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第12回学生寮で 会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第13回誕生日を祝う  会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第14回冬休みの予定  会話Ⅳの内容と連動したリスニング訓練
第15回総合リスニング訓練と試験