基礎中国語Ⅶ
担当者劔重 依子教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングCHI-107

授業の概要(ねらい)

この授業は、中国語の基礎文法を中心に学びます。基礎文法の構造を理解し、「てにをは」のない中国語の基本である「語順」の重要性を理解しながら基礎文法を学習していきます。学習レベルに合わせた「読む」「書く」といった能力を獲得するために、徹底的に反復応用練習を行うことに重点に置きます。また、中国語は何よりも発音が大切な語学です。発音ができるようになれば、中国語の半分を理解したと言っても過言ではありません。 
この授業は、「中国語会話Ⅰ・Ⅲ」の授業と連動して、学んだ基礎文法を会話と連動させ、[聞く][話す][読む][書く]という総合能力を身に付けていきます。

授業の到達目標

中国語学習をゼロからスタ-トする学生が、新しい語学である中国語に興味を持ち、よりスム-ズに入門できることを目指します。「読む」「書く」といった能力育成のための反復応用に重点を置き、中国語の基礎能力を高めていきます。中国語の発音をしっかり学びながら、基本的な文法・文型・語彙・表現を理解し、活用できるようにします。中国語検定試験準4級とHSK検定試験1級レベルの文法事項と単語をクリアすることを目指します。

成績評価の方法および基準

①積極的な中国語での発言や授業参加態度(10%)
②毎回の小テスト(20%)
③中間テストと期末テスト(30%+40%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『中国語(初級) 標準テキスト』 孫路易郁文堂
参考文献しっかり学ぶ『中国語』 文法と練習問題紹文周
ベル出版

準備学修の内容

授業に出る前に必ず予習・復習して下さい。語学習得は練習を繰り返し行うことが肝心で、単語やフレーズは声に出して練習してきて下さい。また、テキストに備えられたCDを繰り返し聴くように心掛けましょう。一課を終えた後、その課の練習と宿題を必ずやって下さい。単語やフレーズ及び短文を丸暗記するのではなく、頭の中で語順の並びを考えながら、文法の基礎を理解した上で覚えることが効果的な学習法です。

その他履修上の注意事項

語学学習は自分が興味を持ち、楽しみながら勉強する姿勢が大切でそれが上達への早道です。また、 授業中には教材にはなくても、よく使われる重要表現やフレーズなどは必ずノートを取るなど、積極的に授業に取り組む姿勢も大切です。恥ずかしがらずに堂々と発言して、積極的に友達を作ることも大学での勉強の一環として心に刻みましょう。
辞書を持参することを要求します。2,500円~3,000円のコンパクト『中日・日中辞書』がお勧めです。
※授業の進み具合によって、下記各回の内容を変更することもあります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(中国と中国語について)
第2回中国語文法の仕組み;人称代名詞
第3回判断動詞「是」;疑問詞疑問文
第4回人名の言い方と尋ね方
第5回動詞述語文;詞「都」と「也」
第6回目的語⓵⓶⓷;指示代名詞
第7回限定語 ⓵⓶⓷
第8回復習と中間テスト
第9回形容詞の用法;選択疑問文
第10回数詞と助数詞
第11回お金の言い方
第12回存在と所有の用法
第13回方位詞と指示場所代名詞
第14回動詞の完了形
第15回復習と期末テスト