担当者 | 劔重 依子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | CHI-306 |
後期は、前期に引き続き基礎文法知識を固定させながら、翻訳の基礎知識と理論的な方法を身に付けます。日中及び中日の翻訳の際の発想法の差異を確認し、間違いやすいポイントをチェックし、実生活に即した翻訳訓練を繰り返します。日中・中日の文章翻訳のコツと要点を「口訳」と「筆訳」を並行して学んでいきます。短いフレーズについては、口頭ですぐに正確な翻訳が来出るような訓練を行うとともに、新聞やミニストーリーを筆訳する実践授業も行います。
この授業を通して、日中・中日の基礎翻訳の方法と技巧を身に付け、翻訳を効果的に進めるためのスキルを磨きます。そして、日中言語の特徴に基づいたそれぞれの発想表現や文化背景の違いにより生じる、間違い易い翻訳項目の点検学習によるスキルアップを目指します。簡単な「口訳」は「脱口而出」、「筆訳」は「运用自如」を目標とします。
⓵授業中の積極的的な発言 20%
②毎回の宿題への取り組み 20%
⓷中間テストと期末テスト 各30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『中国語中級作文』 | 程美珍(他) | 白帝社 |
教科書 | オリジナル教材 | ||
参考文献 | 『作文ルール66』 日中翻訳技法 | 相原茂 | 朝日出版 |
毎回学習目標に合わせて学外予習の範囲と練習プリントを指示するので、十分な予習・復習することを前提に授業を進めていく。
辞書を必ず用意し、毎回必ず持参する。
無断欠席或いは3回の遅刻は1回の欠席として扱う。
辞書を持ってこない場合はと評価から減点となる。
課外で指定された「予習範囲」以外に、積極的に練習物を提出した場合は加点する。
授業中の私語は厳禁!
授業の進み具合によって,シラバスの内容や授業計画を変更することもある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 口頭翻訳訓練:同時通訳(聞く話す1) |
第3回 | 筆訳の訓練(ミニ記事1) |
第4回 | 口頭訓練:同時通訳(聞く話す2) |
第5回 | 筆訳の訓練(ミニ記事2) |
第6回 | 口頭訓練:同時通訳(聞く話す3) |
第7回 | 筆訳の訓練(ミニ記事3) |
第8回 | 中間テスト(日中・中日翻訳) |
第9回 | 口頭訓練:同時通訳(ミニストーリー日中・中日1) |
第10回 | 筆訳演習 短文翻訳(1) |
第11回 | 口頭訓練:同時通訳(ミニストーリー日中・中日2) |
第12回 | 筆訳演習 短文翻訳(2) |
第13回 | 口頭訓練:同時通訳(ミニストーリー日中・中日3) |
第14回 | 筆訳演習 新聞記事翻訳 |
第15回 | 復習と期末テスト |