担当者 | 劔重 依子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | CHI-305 |
中国語文法、読解、会話、リスニングの基礎をトータルに学んだ上で、さらに基礎知識を強化させるためには翻訳力が必要となる。この授業は翻訳の基礎知識を修得すると共に、日本語と中国語の表現法の差異や良くある誤訳ケースを学びながら、翻訳の技巧を身に付ける。フレーズやミニ文章などを反復して訳す練習を通して、正確な日中・中日の文章翻訳の要点、コツを勉強する。授業では、「口訳」と「筆訳」を並行させて進めていく。
この授業を通して、学生に日本語の中国語訳並びに中国語を日本語へ翻訳する場合のそれぞれのポイントと正確な翻訳技巧を身に付けることを目的とする。翻訳を効果的に進めるためのスキル磨きの観点から、様々な翻訳事例を参照するとともに、翻訳の過程でよく間違えやすいセンテンスや日中言語の表現方法のそれぞれの特徴把握に重点を置く。簡単な「口訳」は「脱口而出」、「筆訳」は「运用自如」」を目標とする。
⓵授業中の積極的な発言 20%
②毎回の宿題への取り組み姿勢 20%
⓷中間テストと期末テスト 各30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『中国語中級作文』 | 程美珍(他) | 白帝社 |
参考文献 | 『作文ルール66』 日中翻訳技法 | 相原 茂 | 朝日出版 |
毎回の学習目標に合わせて学外予習の範囲と練習プリントを指示するので、十分な予習・復習することを前提に授業を進めていく。
辞書を必ず用意し、毎回必ず持参する。
無断欠席或いは3回の遅刻は1回の欠席と扱う。
辞書を持参しない場合は減点となる。
課外で指定された「予習範囲」以外に、積極的に練習物を提出しした場合は加点する。
授業中に私語厳禁!
授業の進み具合によって,シラバスの内容や授業計画を変更することもある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業の進め方(オリエンテーション) |
第2回 | 中国語の品詞と日本語の品詞 |
第3回 | 「語句」「句」「文」の区別 |
第4回 | 翻訳と基準 |
第5回 | 翻訳の表現 |
第6回 | 翻訳の要点⓵(主語の訳し方) |
第7回 | 翻訳の要点②(定語の訳し方) |
第8回 | 翻訳の要点⓷(状態語の訳し方) |
第9回 | 中間テスト |
第10回 | 翻訳の要点⓸(補語の訳し方) |
第11回 | 翻訳の要点⓹(動詞述語文の訳し方) |
第12回 | 翻訳の要点⓺(形容詞文の訳し方) |
第13回 | 翻訳の要点⑦(名詞述語文の訳し方) |
第14回 | 翻訳の要点⑧(主述述語文の訳し方) |
第15回 | 翻訳の復習と期末テスト |