担当者 | 和田 肇 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [政治学科] | |
科目ナンバリング | ECT-102 |
ミクロ経済学の世界的ベストセラーとなっている下記参考書の後半部分を学習する。
第一に、外部性を復習し、公共部門の経済学を、公共財、共有資源、税制の設計について学ぶ。
第二に、消費者選択の理論について学ぶ。
第三に、企業の行動は競争的市場、独占、寡占といった産業組織の違いによって大きく異なる。特に、費用と価格の関係や利潤がどう異なってくるかを考察する。寡占企業にとっては競争企業にも独占企業にもない相互依存関係が存在するため、基礎的なゲーム理論が用いられる。
第四に、企業の生産要素市場(労働、土地、資本)について学ぶ。
ミクロ経済学の基本的概念、各経済主体の機能と相互作用の論理を確実に身に着けることを目標とする。
期中に2回行うLMS(Learning Management System)小テストの累計点とLMS期末テスト点数の割合を60:40とする。原則として60点以上を合格とする。ポータルサイトのLMSにある「LMSハンドブック(学生用)」を確認のうえ受験すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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参考文献 | 『経済学 Ⅰ ミクロ編 第3版』、2013年。 | グレゴリー・マンキュー | 東洋経済新報社 |
参考文献 | 上記文献は「圧倒的にわかりやすい」という評判が定着してはいるものの、それゆえ却って回りくどい部分もあるため、「入門」としてのレジュメを毎回配布する。 |
予習は参考書の該当箇所に目を通しておき、分かりにくい部分はチェックしておくこと。毎週の復習は必須と覚悟すること。小テストで出題された問題は期末試験で類似問題が出題される。したがって、小テストで答えられなかった部分、あるいは間違った部分は、再復習のために活用し、配布資料やテキストで理解を徹底すること。
LMSテストに備え、「情報リテラシー」を並行履修するなどにより、パソコンのキー操作、インターネットアクセスに慣れることが必要。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ①イントロダクション、外部性の復習 |
第2回 | ②公共財と共有資源 |
第3回 | ③税制の設計 |
第4回 | ④消費者選択の理論 |
第5回 | ⑤生産の費用(前半) |
第6回 | ⑥生産の費用(後半) ・第1回LMS小テスト(範囲①~⑤、10問40分、3日半) |
第7回 | ⑦第1回LMS小テストの解説・回答 |
第8回 | ⑧競争市場における企業 |
第9回 | ⑨独占 |
第10回 | ⑩独占的競争 |
第11回 | ⑪寡占(基礎的なゲーム理論) |
第12回 | ⑫企業の理論まとめ ・第2回LMS小テスト(範囲⑦~⑪、10問40分、3日半) |
第13回 | ⑬第2回LMS小テストの解説・回答 |
第14回 | ⑭生産要素市場(前半) |
第15回 | ⑮生産要素市場(後半) ・期末LMSテスト(範囲①~⑮、20問60分、3日半) |