担当者 | 鈴木 稔 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [文学研究科 日本史・文化財学専攻] | |
科目ナンバリング |
本授業では文化財の保存、修復、活用および文化財測定学に関する文献を発表・討論を交えて講読する。講読する文献は受講生の希望を取り入れて選定する(日本語・英語・中国語文献とする)が、それとは別に文化財保存の実務に必要な基本文献についてひと通り紹介し、一部のものは皆で読む予定である。なお、本授業での文献講読には論文作成力の訓練という意味合いもあるので、自分が執筆者になり替ったつもりで伝えたいことを読みとるよう心がけてほしい。
この授業では博物館学芸員や文化財専門職をめざす者に求められる幅広い知識と着眼力・発想力、加えて実用レベルの語学力の養成を図り、必要とする文献等を検索し、読み取り、自分の研究や仕事に役立てることができる力を身につける。
主として発表と討論からなる授業なので、出席・授業態度を重視し(60%)、発表・発言の内容(平常点として40%)をあわせて評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | テキストは用いず、必要に応じてプリントを配布する。 | ||
参考文献 | 参考文献は受講生の研究対象に合わせて適宜指示する。 |
授業前の準備は発表者のみの課題ではない。事前に発表の概要を知らせるので、ネットなどを利用して関連事項を調べておき、鋭くしかも建設的な質問や感想、意見が述べられるよう予習しておくこと。
この授業の眼目は文化財の保存および世界の文化について広い視野を持つことにある。自分の研究テーマに直接結びつかなくても、普段から様々な分野に興味を持って知識を蓄積してほしい。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ガイダンス、参考文献紹介 |
第2回 | 模擬授業、文献選定、発表者の割り当て |
第3回 | 発表・討論・まとめ |
第4回 | 発表・討論・まとめ |
第5回 | 発表・討論・まとめ |
第6回 | 発表・討論・まとめ |
第7回 | 発表・討論・まとめ |
第8回 | 発表・討論・まとめ |
第9回 | 発表・討論・まとめ |
第10回 | 発表・討論・まとめ |
第11回 | 発表・討論・まとめ |
第12回 | 発表・討論・まとめ |
第13回 | 発表・討論・まとめ |
第14回 | 発表・討論・まとめ |
第15回 | 全体のまとめ |