フランス語翻訳Ⅱ
担当者野澤 丈二教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングFRE-306

授業の概要(ねらい)

 2年間培ったフランス語能力を土台として、フランス語の文章を正確に読み、日本語らしい日本語に置き換えていくトレーニングをします。最終的には、フランス語をフランス語のまま理解することが目的ですが、その途中段階として精度の高い翻訳技術を学ぶことは、のちのちの成長にさらに弾みをつけるはずです。
 授業は読む・書くを中心に進めますが、視る・聴くといった活動も随所に取り入れます。
 ここでの翻訳はフランス語から日本語への作業となりますが、仏仏辞典を積極的に用いることで、各人がすでに持っている語彙や表現のなかから日本語に訳していくことを心がけます。

授業の到達目標

 ① フランス語の文章を正確に理解し、正確に日本語に訳す。
 ② より日本語らしい日本語訳を目指す。
 ③ フランス語のまま文章を理解する足がかりとする。

成績評価の方法および基準

 授業内課題(30%)、期末試験(70%)、授業への積極参加などを総合的に判断して評価します。
 出席については減点方式をとり、5回の欠席で評価の対象外とします。遅刻は2回で欠席扱いとなり、交通機関の乱れなどによる遅延証明は2回まで認めます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 授業で使う教材に関しては、授業内で適宜配布する。
参考文献

準備学修の内容

 次週の教材に関しては単語の意味をきちんと調べておくこと。

その他履修上の注意事項

 フランス語を学び始めてから3年目に入ります。これまでとは違った壁が待っているはずです。途中で辛くなっても、授業には必ず出席し続けること。大学でフランス語を集中的に学べる最後の1年と捉えて、ぜひ積極的に取り組んでください。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回フランスにおける家族の変遷
第3回さまざまな信仰
第4回食生活の変化
第5回フランス人とスポーツ
第6回フランス人と読書
第7回ヴァカンスの過ごし方
第8回フランス的なエスプリ?
第9回共和主義について
第10回バカロレア
第11回フランスにおける歴史教育
第12回フランコフォニー
第13回社会的連帯
第14回全体に関する質疑応答
第15回まとめと試験