英米文学史Ⅰ
担当者野地  薫
単位・開講先選択必修  2単位 [外国語学科 英語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングLIE-301

授業の概要(ねらい)

アングロサクソン時代から18世紀まで、イギリスの文学がどのように生まれて、どのように発展していったのかを歴史的、社会的、政治学コンテクストの中で学び、実際に作品に触れることで英語という言語や文学ジャンルの変遷について理解を深める。

授業の到達目標

(1)イギリス文学の歴史を概観し、その特質を理解する。
(2)実際にいくつかの作品に触れる機会をもつことで、文学に対する造詣を深める。
(3)英語圏の文化についての専門知識を学び、歴史、人間、社会、文化を深く理解する。

成績評価の方法および基準

平常点(確認テスト(80%)、リアクションペーパー、提出課題等(20%))により評価

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『イギリス文学史』川崎寿彦成美堂
参考文献『楽しく読める イギリス文学』中村邦生ミネルヴァ書房

準備学修の内容

事前にテキストの内容に目を通して授業に臨んで下さい。指示された文学作品は必ず読み、場合によっては自分の意見をまとめておくこと。積極的な授業への参加を求めます。

その他履修上の注意事項

単位履修には到達度を測るための課題の提出や確認テストの受験等が不可欠です。また原則として授業時間数の3分の2以上に出席していなければ、単位を修得することはできません。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス:授業の内容、授業の進め方、評価方法など
第2回古英語の文学
第3回中英語の文学
第4回チョーサーとその時代
第5回ルネサンスの散文
第6回ルネサンスの詩
第7回演劇の発生
第8回シェイクスピア(喜劇)
第9回シェイクスピア(悲劇)
第10回シェイクスピア(史劇)
第11回清教徒革命と文学
第12回王政復古期
第13回18世紀の散文
第14回18世紀の詩と劇
第15回まとめと確認テスト