担当者 | 野口 剛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | ESS-304 |
この授業は、4年次の教育実習における中学校社会科および高等学校地理歴史科の授業の準備作業となるものです。社会科・地理歴史科の授業がどういった条件の下で成り立っているのかを理解して授業指導案と授業資料を作成し、順番に模擬授業を行っていきます。後期では特に日本史Bの近代以降に相当する部分の学習指導要領の範囲を対象として、詳細に分析していきます。
①高校学習指導要領において日本史Bの近代以降の部分がどのような構成になっているかを把握すること。
②地理歴史科の授業をつくる際の基本的な考え方を身につけること。
授業に3分の2以上出席することが評価を受けるための前提条件です。そのため、毎時間、予習してきた部分の用紙を提出していきます。その上で、評価はおおよそ模擬授業が20%、試験が80%の割合で判定します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『中学校学習指導要領解説 社会編』 | 文部科学省 | 日本文教出版 |
教科書 | 『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 | 文部科学省 | 教育出版 |
教科書 | 新課程対応『詳説日本史B』 | 山川出版社 | |
参考文献 |
模擬授業の担当になっている者は、授業指導案と授業資料を出席者全員に配布できるように準備する必要があります。
また、その時間に担当となっていないときも、指示された日本史教科書の部分を予習して、毎回提出ことが必要となります。
いつも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に参加しなければなりません。
第1回、第2回は発表の順番を決めるので必ず出席して下さい。万一、出席できない場合は事前に私まで連絡して下さい。なお、「授業の計画」については、実際の状況に応じて、多少変わる可能性があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 心構え、分担の割り振り、今後の授業の必要事項について解説します。 |
第2回 | 歴史の授業がなぜ政治問題化しやすいのかについて考えます。 |
第3回 | 「明治維新と立憲体制の成立」(1) 幕末の動き、明治新政府の樹立、廃藩置県についての授業を考えます。 |
第4回 | 「明治維新と立憲体制の成立」(2) 学校制度の模索、士族の反乱、外交関係の変化についての授業を考えます。 |
第5回 | 「国際関係の推移と立憲国家の展開」(1) 条約改正、自由民権運動、帝国憲法制定についての授業を考えます。 |
第6回 | 「国際関係の推移と立憲国家の展開」(2) 日清戦争、中国情勢、日露戦争についての授業を考えます。 |
第7回 | 「近代産業の発展と近代文化」(1) 植民地経営、産業革命、社会問題の発生についての授業を考えます。 |
第8回 | 「近代産業の発展と近代文化」(2) 思想と信教、教育の普及、明治期の芸術についての授業を考えます。 |
第9回 | 「政党政治の発展と大衆社会の形成」 農村と農民、ジャーナリズムと文学、大正政変についての授業を考えます。 |
第10回 | 「第一次世界大戦と日本の経済・社会」 第一次世界大戦、ベルサイユ・ワシントン体制、社会運動についての授業を考えます。 |
第11回 | 「第二次世界大戦と日本」(1) 経済恐慌、満洲事変、国家革新運動についての授業を考えます。 |
第12回 | 「第二次世界大戦と日本」(2) 中華民国における状況、統制経済、ヨーロッパでの戦争についての授業を考えます。 |
第13回 | 「第二次世界大戦と日本」(3) 太平洋での戦争、戦局の展開、終戦についての授業を考えます。 |
第14回 | 「現代の日本と世界」 占領期、主権回復、高度経済成長についての授業を考えます。 |
第15回 | 「歴史の論述」についての考察します。 |