担当者 | 木谷 厳教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | LIE-202 |
英語で書かれた文学を学ぶ過程で、英語による表現力への理解を深めるとともに、英語が使われている国・地域の文化について理解する。また、将来教職を志望する学生の場合は、中学校および高等学校における外国語科の授業に上記の内容を生かすことができるようにする。
この授業では、おもな題材を雑誌の記事、エッセイ、評論、などの散文に限定し、それらを丁寧に読み進める。テクストの精読に際して文法的な解説も適宜おこなう。また、相互理解と説明力を高めるためにグループ・ディスカッションも取り入れる。その他、発音・音読練習も取り入れることによって、英語の言語芸術が持つ独特のリズムを体感することも意識する。
・英語の優れた文章をじっくりと読み解くことで、辞書を丁寧に引いて精読する習慣を身につけながら、文学テクストにおいて使用されている様々な英語表現を正確に理解する力を修得している。
・緻密な読解に必要となる論理的思考能力、ならびにその思考を日本語で言語化する能力を高めている。
・英語圏における国や地域の文化について基礎的な知識を持ち、異文化に対する想像力も高められている。
授業への積極的な参加姿勢(30%)、毎回課される提出課題の成果(20%)、学期末の筆記試験の成果(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は用いず、教員が資料を準備する。 | ||
参考文献 |
毎回、要約と日本語訳の課題を出すので、その予習・復習をおこなうことで、授業の内容をより深く理解しておくこと(学習時間の目安は、1回の授業につき2時間)。
・毎回電子辞書ないしは紙の辞書を持参すること。
・「英語圏の文学 I」を先に受講しておくこと。
・「英語圏の文学 III、IV」を履修していなくても受講可能。
・授業中に解説した文法知識を効果的に定着させるためにも「基礎英文法II」を同時受講することを強くお勧めする。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | エッセイを読むポイント(1)イメージする |
第3回 | エッセイを読むポイント(2)場所の把握 |
第4回 | エッセイを読むポイント(3)時の流れ |
第5回 | エッセイを読むポイント(4)指示語の大切さ |
第6回 | エッセイを読むポイント(5)関係詞と接続詞が教えてくれるもの |
第7回 | エッセイを読むポイント(6)笑いどころ |
第8回 | 中間まとめ |
第9回 | 評論を読むポイント(1)主題をさがす |
第10回 | 評論を読むポイント(2)段落の分析 |
第11回 | 評論を読むポイント(3)文の構造 |
第12回 | エッセイ・評論と小説の差異(1)前置詞の動き |
第13回 | エッセイ・評論と小説の差異(2)複文の構造と文章の流れの関係 |
第14回 | エッセイ・評論と小説の差異(3)仮定法から読む語り手の意図と心の動き |
第15回 | 全体のまとめ、筆記試験 ※状況に応じて順番や内容が変わる可能性もある。 |