地理学特殊講義2B-Ⅰ
担当者平野 淳平教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングGGR-203

授業の概要(ねらい)

世界有数の大都市である東京は、丘陵、台地、低地などから成る複雑な地形の上に立地しています。この授業では、東京周辺の地形を取り上げ、その成り立ちについて自然地理学的視点から解説します。

授業の到達目標

東京の地形の特徴を理解し、これについて説明できる。
東京の地形の発達史について理解し、これを説明できる。

成績評価の方法および基準

試験(80%)と受講態度(20%)をもとに総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『東京の自然史』貝塚爽平紀伊国屋書店

準備学修の内容

東京の地形起伏に関心をもつように心がけてください。

その他履修上の注意事項

理解を深めるために適宜、作業を行います。色鉛筆(12色以上)、定規、電卓を持参してください。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス、受講上の注意
第2回日本の自然と東京の地形
第3回下町低地と山の手台地
第4回関東ローム層と山の手の台地
第5回山の手台地をつくる2つの段丘
第6回下末吉面の地形と地質
第7回武蔵野面の地形と地質
第8回武蔵野の川と谷
第9回武蔵野の地下水
第10回立川段丘と多摩川
第11回古東京川と埋没地形
第12回下町低地の成り立ち
第13回下町低地の地層
第14回下町低地の微地形と自然災害
第15回まとめと試験