担当者 | 品川 仁美教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | CIL-211 |
実社会における経験の少ない学生にとって、商法は馴染みの少ない分野に感じられるかもしれない。しかし我々が日常的に行っている経済活動において、当事者の少なくとも一方が商人であることは少なくない。このような商人とはどのような者なのか、商取引とはどのようなものなのかを示し、また、種々の商取引について規律するのが商法である。
一般的に商法に関連する法には、商法(商法総則、商行為法等)だけでなく、会社法、決済法(手形小切手法)などの様々な分野が含まれるが、本講義では商法を学ぶ出発点として商法総則を扱う。具体的には、商法には、どのような商人に関わる様々な法規制や制度が存在し、なぜそのような規制が設けられているのかについて理解し、議論を行えるようになることを目的とする。
①商人や商取引という基本的な概念を理解し、説明することができる。
②商人に関する重要な判例を理解し、自分の言葉で説明することができる。
小テスト:20%
授業内試験:80%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『商法総則・商行為法』(第7版、2018) | 近藤光男著 | 有斐閣 |
参考文献 | 『商法(総則・商行為)判例百選』(第5版、2008) | 江頭憲治郎・山下友信編 | 有斐閣 |
シラバスの授業内容を参照して、テキストの該当箇所を読む。
次の授業で扱う範囲を理解した上で、日経新聞等の中で関係するニュースを探してまとめてくる。
(詳細は初回授業で説明する)
民法の授業を履修済み、もしくは並行して受講していることが望ましい。
授業中の私語等、迷惑行為は慎むこと。
出席して居ることを前提とするため、授業で配布したレジュメ等は、事後的に配布することはしない。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション、商法の意義 |
第2回 | 商法の法源、商法の適用、商法の基本概念 |
第3回 | 商人①(商人の定義) |
第4回 | 商人②(商人の定義、商人の得喪) |
第5回 | 商行為①(商行為の分類、絶対的商行為) |
第6回 | 商行為②(営業的商行為) |
第7回 | 商行為③(営業的商行為、付属的商行為)、商業登記①(商業登記とは) |
第8回 | 商業登記②(商業登記事項、商業登記の審査権、商業登記の消極的公示力) |
第9回 | 商業登記③(商業登記の積極的公示力、不実登記) |
第10回 | 商号①(商号の意義、商号の選定、商号使用権) |
第11回 | 商号②(名板貸) |
第12回 | 商業使用人①(商業使用人の意義、商業使用人の種類、支配人の意義) |
第13回 | 商業使用人②(支配人の選任、支配人の代理権、支配人の義務) |
第14回 | 商業使用人③(表見支配人) |
第15回 | 商業使用人③(表見支配人) |