演習Ⅱ
担当者飯塚 陽介教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

 本演習では、一年間を通じて、グループワークによる実技(企業経営シミュレーション)とフィールド活動(年複数回の工場見学)といった体験的なメニュー、グループ及び個人での調査とプレゼンテーション、経営学の基礎知識についてに発表、そして有志によるサブゼミでの専門書の輪読など多様なメニューに楽しくしかし真剣に取り組んでいます。経済学部ゼミ研究報告会などを通じた他のゼミとの交流にも熱心に取り組んでいます。
 ①春と夏の工場見学:企業組織の実態を観察!
 ②企業経営シミュレーション(MESE):企業の経営と会計を実践的かつ統合的に学ぶ!
 ③春のグループ調査と秋の個人調査:調査・プレゼンのスキルと論理的思考力を獲得!
 ④経営戦略論の総復習:経営戦略論を体系的に総復習!
 ⑤経営学の専門書の輪読(希望者のみ):経営学の最新理論を学ぼう!専門性を獲得しよう!

授業の到達目標

 春学期での成果を踏まえてさらに以下の4つの力の向上を目指します。
 到達目標(1):企業経営に関するデータを収集・整理・加工する力がある。
 到達目標(2):企業の具体的な戦略・組織について、論理的かつ批判的に思考する態度を有している。
 到達目標(3):自らの見解を説得的な形で周囲に向けて発信する力がある。
 到達目標(4):グループでの活動に貢献することができる。
 さらに、秋学期には以下の力の獲得も目指します。
 到達目標(5):体裁の整った論文・レポートを書くことができる。

成績評価の方法および基準

 評価基準(1):発表内容の客観性(30%)(到達目標(1)と関連します。)
 評価基準(2):発表内容のオリジナリティと論理(30%)(到達目標(2)と関連します。)
 評価基準(3):発表に対する準備と発表時の態度(10%)(到達目標(3)と関連します。)
 評価基準(4):中間・期末レポートの内容と体裁(20%)(到達目標(1)、到達目標(2)、到達目標(5)と関連します。)
 評価基準(5):日頃のゼミ活動に対する貢献(10%)(到達目標(4)と関連)。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『よくわかる経営管理』高橋伸夫編著ミネルヴァ書房
参考文献

準備学修の内容

 個人としての報告準備は原則として授業時間外に行ってもらいます。

その他履修上の注意事項

 ゼミでの活動や交流イベント(懇親会など)に積極的に参加される方を希望します。

授業内容

授業内容
第1回講義(秋学期のオリエンテーション)
第2回プレゼンテーション(戦略の階層性)、プレゼンテーション(中間報告(1))。
第3回プレゼンテーション(アンゾフの成長ベクトル)、プレゼンテーション(中間報告(2))。
第4回プレゼンテーション(シナジー効果)、プレゼンテーション(中間報告(3))。
第5回プレゼンテーション(ルメルトの多角化戦略)、プレゼンテーション(中間報告(4))。
第6回ゼミ説明会準備
第7回プレゼンテーション(ドミナント・ロジック)、プレゼンテーション(中間報告(5))。
第8回プレゼンテーション(コア・コンピタンス)、プレゼンテーション(中間報告(6))。
第9回プレゼンテーション及び討議(ゼミOBを中心とした就職勉強会)。
第10回プレゼンテーション(創発的戦略)、プレゼンテーション(最終報告(1))。
第11回プレゼンテーション(戦略の形成プロセス)、プレゼンテーション(最終報告(2))。
第12回プレゼンテーション(組織能力)、プレゼンテーション(最終報告(3))。
第13回プレゼンテーション(PPM)、プレゼンテーション(最終報告(4))。
第14回プレゼンテーション(企業ドメイン)、プレゼンテーション(最終報告(5))。
第15回プレゼンテーション(バリューチェーン)、プレゼンテーション(最終報告(6))。
 ※上記の授業計画はゼミ生との協議により変更する可能性があります。