伝統文化概論Ⅱ
担当者馬場 小百合教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングJLT-104

授業の概要(ねらい)

この授業では、古典文学作品を通して年中行事や当時の人々の季節感覚、習俗の成立と展開について学びます。
七夕やひな祭りなど、現代の私たちにとってもなじみ深いいわゆる「伝統文化」はどのように成立し展開してきたのでしょうか。あるいは逆に現代人にはなじみの無いような当時の習俗や行事は、どのようにそのありようを確かめられるのでしょうか。様々な古典文学作品を通じて、「伝統文化」の具体的な様相と変遷について幅広く知識を深めます。

授業の到達目標

 授業の内容を正確に理解し、興味をもった事柄について参考文献などを通して発展的に学習できる。

成績評価の方法および基準

 最終試験(80%)と平常点(出席状況・コメントシート・小テストなど、20%)をあわせて評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストはプリントを用意し、参考文献は授業時に紹介します。
参考文献

準備学修の内容

 予習のために配布されたプリントを次の授業までに読んでおき、分からない言葉を辞書などを使って調べてくる。
 授業で配付されたレジュメも授業後に読み直し、考察したことなどをまとめておく。
 授業時に紹介する参考文献に目をとおし、疑問点については授業中のコメントシートなどで質問してください。

その他履修上の注意事項

 授業中の質問やコメントシート等を通じて、積極的な授業参加を求めます。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス・前期の復習
第2回 古典文学作品に見る秋の年中行事(1)
第3回 古典文学作品に見る秋の年中行事(2)
第4回 古典文学作品に見る秋の年中行事(3)
第5回 古典文学作品に見る秋の年中行事(4)
第6回 古典文学作品に見る秋の年中行事(5)
第7回 伝統文化を理解するための基礎知識(4)
第8回 伝統文化を理解するための基礎知識(5)
第9回 伝統文化を理解するための基礎知識(6)
第10回 古典文学作品に見る冬の年中行事(1)
第11回 古典文学作品に見る冬の年中行事(2)
第12回 古典文学作品に見る冬の年中行事(3)
第13回 古典文学作品に見る冬の年中行事(4)
第14回 古典文学作品に見る冬の年中行事(5)
第15回 まとめと試験