担当者 | 徳力 徹也教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | NFL-202 |
知的財産法(主として著作権法、商標法及び不正競争防止法(一部))の概要について、具体的事例を通じて説明します。
①本講義は、著作権法・商標法等について、「法律学の各分野における基本的な知識を応用し、法律の専門的立場から、新しい法現象について、その問題点を的確に把握し、問題解決のための提言を行うことができる」ようになることを目標とします。
②各受講生において、著作権法・商標法等の基本的考え方=「どのような利益が何故保護されるのか」「どのような行為がどのような場合に侵害行為になるか(その理由)」などを概ね理解し、実際の問題の検討事項・検討の方向性を見いだせるようになることを目標とします。
基本的に試験結果(80%)、講義参加状況(レポート提出・発表等)(20%)に基づき評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし | ||
参考文献 | なし |
各講義のレジメを事前配布・LMS掲載するので、当該レジメを事前に読み、問題を検討してください。
レジメに記載された課題について、受講生がレポートを作成・提出し、指名を受けた者が発表するようにします。
なお、経済活動に係る新聞記事等を読むように努めてください。
法律の規定を知るのみならず、「何故、そのような取扱いになっているか(趣旨・目的)」などの問題意識を有して受講してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 概要(講義の内容・今後の進め方) 知的財産法の概要(全般) -なぜ、知的財産(情報)は、保護される必要があるのか- |
第2回 | 著作権法①(概要/著作物とは何か?) |
第3回 | 著作権法②(著作者/著作権侵害ⅰ:どのような行為が著作権侵害(複製権)になるか) |
第4回 | 著作権法③(著作権侵害ⅱ:どのような行為が著作権侵害(演奏権・公衆送信権等)になるか) |
第5回 | 著作権法④(著作権の制限規定:著作物の利用が許容される場合とは) |
第6回 | 著作権法⑤(著作者人格権、著作隣接権) |
第7回 | 著作権法⑥(最近の話題+設例による簡単な復習) |
第8回 | 商標法①(概要/商標とは/商標登録手続き/商標登録要件) |
第9回 | 商標法②(商標権の内容・商標権侵害の概要) |
第10回 | 商標法③(商標権侵害に関する基本事例の検討:商標権侵害主張と反論) |
第11回 | 商標法④(商標権侵害に係る最近の応用事例の検討) |
第12回 | 意匠法⑤(最近の話題+設例による簡単な復習) |
第13回 | 不正競争防止法①(混同惹起/著名表示の冒用/模倣した商品形態の譲渡等) |
第14回 | 不正競争防止法②(営業秘密の保護等) |
第15回 | まとめと試験 |