担当者 | 徳力 徹也教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | NFL-201 |
知的財産法(主として特許法、実用新案法及び意匠法)の概要について、具体的事例を通じて説明します。
①本講義は、特許法等について、「法律的な知識に基づき、社会で起きている法現象について、その問題点を的確に把握し、問題解決のための提言を行うことができる」ようになることを目標とします。
②各受講生において、特許法等の基本的考え方=「どのような利益が何故保護されるのか」「どのような行為がどのような場合に侵害行為になるか(その理由)」などを概ね理解し、実際の事例の検討事項・検討の方向性を見いだせるようになることを目標とします。
基本的に試験結果(80%)、講義参加状況(レポート提出・発表当)(20%)に基づき評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし | ||
参考文献 | なし |
各講義のレジメを事前配布・LMS掲載するので、当該レジメを事前に読み、問題を検討してください。
レジメに記載された課題について、受講者がレポート作成・提出し、指名された者が発表を行うことがあります。
なお、経済活動に係る新聞記事等を読むように努めてください(知的財産に関する記事等がたくさんありますから、是非注目してください。)。
法律の規定を知るのみならず、「何故、そのような取扱いになっているか(趣旨・目的)」などの問題意識を有して受講してください。
なお、講義中の私語を厳禁とします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 概要(今後の講義内容・進め方等) 知的財産法の概要(全般) -なぜ、知的財産(情報)は、保護される必要があるのか- |
第2回 | 特許法①(概要/発明とは/どのような発明に特許権が与えられるか、など) |
第3回 | 特許法②(特許権はどのような権利か?特許権侵害はどのような行為か:文言侵害、直接侵害) |
第4回 | 特許法③(特許権侵害はどのような行為か:均等侵害、間接侵害) |
第5回 | 特許法④(特許権侵害主張に対する反論:無効・先使用権・権利消尽等) |
第6回 | 特許法⑤(特許法事例の検討:特許権侵害に係る主張と反論の検討ⅰ) |
第7回 | 特許法⑥(特許法事例の検討:特許権侵害に係る主張と反論の検討ⅱ) |
第8回 | 特許法⑦(最近の話題:アップル/サムスン事件等+設例による簡単な復習) 実用新案法 |
第9回 | 意匠法①(概要/意匠とは/どのような意匠に意匠権が与えられるか、など) |
第10回 | 意匠法②(意匠登録要件/意匠権侵害の概要) |
第11回 | 意匠法③(意匠権侵害はどのような行為か/具体的な意匠権侵害事例の検討ⅰ) |
第12回 | 意匠法④(具体的な意匠権侵害事例の検討ⅱ) |
第13回 | 意匠法⑤(意匠権侵害主張に対する反論) |
第14回 | 意匠法⑥(最近の話題+設例による簡単な復習) |
第15回 | まとめと試験 |