グローバルスタディーズ演習Ⅱ
担当者筒井 史緒教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [外国語学科 英語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSEM-304

授業の概要(ねらい)

グローバルであるとは、英語を話せることとは関係ありません。様々な価値観をもつ他者との相互理解という困難な事業を、深い関心と敬意をもってたゆまず行うことです。また自己の価値観が当たり前でないことを知り、自らを俯瞰し、知りつづけることです。哲学対話は、自由に聴き、話し、考える営みを通して、自己および他者と対話し、「当たり前」のなかに隠された思い込みや独断にゆきあたりながら、生きるための力=自由を獲得するプロセスです。このプロセスを通じ、自己を俯瞰し、自らの意志で人生を選択し、他者と理解しあう、真にグローバルなマインドを養います。年に数回、アートやボディワークなどを中心としたプロフェッショナルのゲストによるワークショップを開催することで、単なる思考ゲームに終わらない、事実に根差した深い感性による思考を養います。

授業の到達目標

他者と自己への敬意と関心をもつ。
当たり前だと思っている思考の前提を問う。
自分の意見を自分で感じ、知り、その理由を考え、それを他者に理解しやすいように表現する。
自己の枠をとりはらってゆく。

成績評価の方法および基準

授業の参与度によって評価。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 』梶谷真司幻冬舎新書

準備学修の内容

ふだんから自己を俯瞰し、自己の思考を問い直し、当たり前から自由になり、枠をとりはらうことができないか、試行錯誤しつづけること。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回哲学対話実践
第2回哲学対話実践
第3回哲学対話実践
第4回哲学対話実践
第5回哲学対話実践
第6回哲学対話実践
第7回哲学対話実践
第8回哲学対話実践
第9回哲学対話実践
第10回哲学対話実践
第11回哲学対話実践
第12回哲学対話実践
第13回哲学対話実践
第14回哲学対話実践
第15回哲学対話実践、まとめ