警察政策Ⅰ
担当者塗師 純子
単位・開講先選択  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングCRL-201

授業の概要(ねらい)

約30万人のマンパワーを要する日本の警察は、犯罪予防、捜査、交通安全、警備・災害対策など、私たちの生活に関わる様々な分野で活動しています。安心、安全な社会の実現のため、警察がどのような活動を行っているのか、警察の仕組み、社会で起こっている事象と政策内容、根拠法令について、基本的知識を身につけ、理解していただく、ということを本授業のねらいとしたいと思います。

授業の到達目標

① 警察の組織の仕組みや活動について、基本的な用語、法令の知識を身に付ける。
② 事件・事故の情勢、警察の主な施策について理解する。

成績評価の方法および基準

筆記試験(約80%)及び授業態度など(約20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『警察白書』平成30年版(日経印刷)

準備学修の内容

新聞等で、事件や事故のニュースに触れるようにして頂きたいと思います。
授業では、原則として、授業のポイントのレジュメを配布しますので、復習や試験準備に活用してください。

その他履修上の注意事項

警察活動を学ぶことを通じて、様々な着眼点を知り、社会への視野を広げて頂きたいと思います。授業に参加する皆さんのため、お互いに講義のマナーを守って学んでいってください。

授業内容

授業内容
第1回日本の警察組織の全体像
第2回地域警察(交番・駐在所)
第3回犯罪情勢(統計、治安回復への取組み)
第4回薬物・銃器対策
第5回暴力団対策(情勢、暴力団対策法)
第6回国際捜査(来日外国人犯罪等)
第7回犯罪収益対策、国際的取組み
第8回女性と子供の安全対策、少年非行防止
第9回生活経済事犯対策(悪質商法等)
第10回風俗事犯対策、古物営業等
第11回新たな刑事司法制度、犯罪被害者支援
第12回捜査力の強化
第13回科学捜査、科捜研
第14回海外の警察
第15回まとめと試験