担当者 | 田中 剛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | HAA-205 |
本講義のテーマは「海を渡る中国人」である。近代の東アジアでは西洋諸国の進出にともなって大規模な人の移動がみられた。東南アジアやアメリカ大陸へ向かった人たちのほか、横浜や神戸など日本の海港都市に海を越えて移ってきた人々も多くいた。本講義では、中国系移民とその子孫である華僑・華人、そして中国人留学生の歴史をたどりながら、受け入れる側である日本社会のあり方についても検討していく。
・世界史・東アジア史の視点から日本社会の特性を理解する。
・多文化・多民族の共生について考えることができる。
・授業参加度(感想・質問カード、授業態度、発表、課題など)10%
・授業中に行なう小テスト20%
・学期末試験(論述式)70%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ・テキストは特に用いない。授業中にプリントを配布する。 | ||
参考文献 | ・参考文献は授業時に適宜、紹介する。 |
・参考文献など関連書籍を1冊以上読んでおくことが望ましい。
・日頃から新聞やテレビ、そして旅行などを通じてアジアに関心をもってほしい。
・図書館を積極的に活用すること。
・授業に対する質問、意見、感想をコメントカードなどで提示し、授業に対して主体的に参加すること。
・授業で配布するプリントは理解を助けるための資料にすぎない。講義をよく聴き、しっかりノートに取ること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 辛亥革命と華僑・留学生① |
第3回 | 辛亥革命と華僑・留学生② |
第4回 | 植民地台湾と華僑 |
第5回 | 植民地台湾と華僑 |
第6回 | 日中戦争と華僑① |
第7回 | 日中戦争と華僑② |
第8回 | 日中戦争と留学生① |
第9回 | 日中戦争と留学生② |
第10回 | 戦後の留学生① |
第11回 | 戦後の留学生② |
第12回 | 戦後の華僑① |
第13回 | 戦後の華僑② |
第14回 | 1950年代の華僑 |
第15回 | まとめ |