臨床心理学研究法特論
担当者中島  俊
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 臨床心理学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

この講義では、臨床心理学的研究を行う上で必要な知識やスキルの習得を目指すとともに、最新の研究ガイドラインについて学ぶ。

授業の到達目標

・臨床心理学的研究について理解する。
・研究の補助ツールについて理解する。
・最新の研究ガイドラインについて学ぶ。

成績評価の方法および基準

・出席および授業態度 30%
・グループ討論 30%
・試験およびレポート 40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書臨床研究の道標 第2版福原俊一特定非営利活動法人 健康医療評価研究機構
参考文献ICR臨床研究入門臨床研究教育サイトhttps://www.icrweb.jp/icr_index.php

準備学修の内容

あらかじめ講義内容を予習し、理解を深めること。事前に教科書や参考文献に目を通すことが望ましい。

その他履修上の注意事項

グループ討議を含む。ノートパソコンの持ち込みが望ましい。

授業内容

授業内容
第1回臨床心理学的研究とは
第2回疑問の定式化
・PICO、PECO
・FIRM2NESSチェック
第3回文献検索の方法と論文の種類
・PuBMedからコクランまで
第4回論文の読み方
第5回研究補助ツール
・文献管理ソフトMendeleyの使い方
・クラウドシステムDropBox
・統計ソフトSPSS、テキストマイニング
第6回研究疑問のモデル化
第7回測定をデザインする
・測定方法、信頼性と妥当性
第8回研究の型と比較の質、倫理的配慮
第9回中間発表
第10回サンプルサイズ
第11回最新の研究ガイドライン①
第12回最新の研究ガイドライン②
第13回最新の研究ガイドライン③
第14回質的研究
第15回まとめ