担当者 | 中村 楼蘭 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | INR-302 |
国際政治学Ⅰを修めた学生を対象とします。国際政治学の専門用語を用いて、現代国際政治の実態を解説します。
解説する項目は以下の通りです。
1.国際連合 2.ヨーロッパの地域統合 3.帝国主義 4.冷戦 5.中東戦争 6.多極化
目的は現代国際政治の実態の把握です。
単位取得時に①今日より広く深い理解が求められている国際政治の動向を説明できる、②国際政治の動向を捉えたうえで、政治外交・安全保障に関する意見を述べることができる。
授業内試験(4回実施予定)と期末試験(定期試験として1回実施)の得点を全て加算し、平均して成績をつけます。各試験の成績評価における比重は同じです。出席を怠ると授業内試験を受けられず、期末試験前に不合格が確定してしまう恐れがあります。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | セメスターの初期に専用プリントを配付します。A3判25枚程度を配付する予定です。 | ||
参考文献 | 『国際政治事典』 | 猪口孝他編 | 弘文堂 |
授業に出席する前に専用プリントをよく読み、国際政治に関連する用語をプリントの所定の範囲から三つ抽出し、それらの意味を調べて下さい。それらの意味を解説したレポートを授業のはじめに提出してもらいます。
①事前に履修すべき科目は政治学ⅠⅡ、国際関係論ⅠⅡ、外交史ⅠⅡ、国際政治学Ⅰ等本学部の1~3年次に配当されている政治学関連科目です。
②授業を優先しコンスタントに出席して、確実にプリントを受け取り、全ての授業内試験を受けて下さい。出席は、学生証のカードリーダーへのタッチで判定します。なりすまし防止のため、学生証を携帯しない場合は原則欠席とします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | (ガイダンス)授業方針をよく聞いて履修登録するか否かを判断する。 |
第2回 | (第1講)国際連合の設立の背景と目的を学ぶ。 |
第3回 | (第1講続)国際連合の原則と主要な組織を学ぶ。 |
第4回 | 第1回授業内試験 (第2講)EUの成立・発展過程及び地域統合の深化戦略を学ぶ。 |
第5回 | (第2講続)EUの主要な組織と任務の設定から地域統合下の統治機構の構造を学ぶ。 |
第6回 | (第2講続)イギリスのEU離脱から地域統合に関する教訓を汲み取る。 |
第7回 | 第2回授業内試験 (第3講)帝国主義の定義、発生・拡大の背景、影響を学ぶ。 |
第8回 | 第3回授業内試験 (第4講)冷戦の定義、特徴、起源を学ぶ。 |
第9回 | (第4講続)冷戦の展開過程(第1段階~第4段階)を学ぶ。 |
第10回 | (第4講続)冷戦の展開過程(第5段階~第7段階)を学ぶ。 |
第11回 | (第4講続)冷戦の展開過程(第8段階)とソ連崩壊を学ぶ。 |
第12回 | 第4回授業内試験 (第5講)中東戦争の背景、展開過程(第一次、第二次)を学ぶ。 |
第13回 | (第5講続)中東戦争の展開過程(第三次、第四次)、国際政治上の意味を学ぶ。 |
第14回 | (第6講)多極化の定義、中国・ヨーロッパ・第三世界(非同盟)台頭の経緯を学ぶ。 |
第15回 | (第6講続)近年の国際情勢(アメリカ一極集中か多極化か)について学ぶ。 |